年金保険料の使途を検証するらしい   

年金保険料の使途を検証 厚労省が有識者会議設置へ

当時は国会決議などで施設建設などの要望があった。このため、会議では、実施を決めた当時の経緯や果たした役割を整理して、妥当性を検討する方針。今後、時代の変化に対応して柔軟に事業を見直すことができるよう、政策決定過程を改めるのが狙いだ。


 果たして、ムダを垂れ流してきたこれまでの経緯を明らかにして、今後の政策決定過程を改めることに役に立つのか。

 調査をして評価をすることは重要だと思うが、それが政策決定過程を改めるため、という理由付けに違和感を感じた。

 有識者会議が過去の政策に対して厳しい回答を突きつけることができるのか、それも疑問だ。それは、仮に「当時の情勢からは、妥当だと判断される」という回答を出したと仮定しても、あそこまでのカネをつぎ込んで、豪華な施設を作る必要があったのか、という点を検証しきれるとは思えない。まして、国会決議で「作ろう」と決まったことに対して、「あの政策決定は誤りだった」という回答が果たしてでてくるのか。

 厚生労働省が自らの行いを第三者から検証させようとしている姿勢は評価できるものの、実際はシンクタンクなどの機関が独自に調査をしてデータに基づいた結論が出されるほうが、説得力があったり、客観的だったりするのではないだろうか。

 有識者会議がどこまで踏み込んで結論を出せるのか注目したい。また、この結果をもって、今後の政策決定過程がどのように改善されるに至ったかを、結果が出た後に、厚生労働省はきっちりと示してもらいたい。
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by cogno_eb2 | 2004-09-09 17:41 | 年金問題考

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