教員に労働組合は必要なのか?   

 教職員の労働組合が活発なところは、決まって政治的中立を侵犯しているという。国旗・国歌問題、歴史教育における左傾化、教壇上での政党支持発言、さらには家庭訪問という名の戸別訪問(←れっきとした選挙違反)だ。

 正直、その地域に住居を構えたというだけで、選択肢が与えられぬまま子どもをこんな教師のいる学校に通わせたくない。教員が教育者である前に労働者としての権利などを主張するなら、親だって学校の選択権を持たねば平等ではない。

 教育公務員としての地位を守りながら自分たちのやりたい放題を貫きたいなら、それを是認する親の子どものみその学校へ行けばいいじゃないか。義務教育であり公教育が教育の質の維持を保障しないなら、生徒が減って経営が成り立たずに淘汰されるといった市場原理に近い原理を導入するしかないだろう。客にそっぽ向かれたら企業はつぶれるのだ。

 公教育に不満なら私立に行けというのは暴論だ。公教育は税金で成り立っている。私学へ行くということは、公教育にも税金の形で負担をしながら、私経営の経営者にさらに負担をするという二重負担となるわけで、それを、公教育の質の維持をしない怠慢のせいで強いられるのはおかしいだろう。受験戦争へ自ら望んで突入していく親ならいざしらず、「こんなひどい学校に入れられない」から私立へというのは、教育の機会均等に反するというものだ。

 労働組合を認めると必ず政治的中立を侵犯するなら、労働組合を廃止せよ。労働者の権利として認めざるを得ないなら、親に選択権を認めよ。

 ま、本来なら、公教育の質の維持が保障されるシステムが機能していればこんなことにはならないんだけどね。
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by cogno_eb2 | 2010-03-02 22:13 | ニュースコラム

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