菅新首相誕生で支持率回復。国民よ賢明になれ   

鳩山首相が小沢幹事長を共連れにして電撃辞任し、菅首相が誕生したわけだが、民主党であっても結局自民党時代の古い手法なんだな、というのが正直な感想。票目当てでタレント議員ばっか擁立するし。

それによって支持率が上がるんだから、有権者の意識も結局古いまんまなんだな、という印象だ。

民主党は、野党時代からマニフェストを掲げて、マニフェスト選挙、マニフェスト政治は「新しい政治」であり「政治の刷新」なんだと言い続けてきた。何度も負けたけれども、昨年夏にようやくマニフェスト選挙によって政権奪取に成功した。

しかし、マニフェスト政治に失敗した。

野党時代は「ガソリン値下げ隊」とやらを結成して、揮発油税などの暫定税率の撤廃運動を大々的に繰り広げながら、政権を取ったら一転して維持。環境税に看板を掛け替えて税金を取り続ける姿勢を明らかにした。

子ども手当も結局のところ満額の26000円支給は無理だという見解に固まりつつある。高速道路の無料化といいながら、実質現行の倍額にするというのは、完全に詐欺である。

普天間問題では、鳩山首相の「5月末決着」は党の公約ではなく首相としての約束とかなんとか言い出して、官僚答弁的な苦し紛れの逃げを打った。

衆院選の国民の負託は、マニフェストで確実に実行しますと宣言した民主党に対してのものだったはずだ。それが実行できず辞任するというのは、本来なら、衆院を解散して、マニフェストの修正をしたうえで、再度国民の審判を仰ぐというのは筋ではないか。

内閣を入れ替えても、過去の約束と異なる約束で、勝手にメンツを変えてそのまま政権を担当し続けるのは、民主党のいうマニフェスト政治の制度設計的には「アリ」なのだろうか。そのあたりの説明を求めたい。

このままでは、単に政権をとるためにマニフェスト詐欺をやり、有権者を騙して票を集め、権力の座についたら、民意とは違う方向で傾きつつ、形式的には筋が通っているとも思えるいわゆる官僚答弁で逃げる、という、どうしようもない状況を作り出しただけ、というなんとも国民を馬鹿にした状況だ。

有権者も賢明にならないとダメだ。鳩山が小沢の首に鈴をつけて辞めたこと、そして、菅新首相が誕生したからといって、なぜ支持率が40%台に戻るんだろうか。

日本初のマニフェスト政治は完全に失敗に終わったのに、この先、何に期待し、何を支持するというのか。

首相の挿げ替えで支持率が戻るというのは、小沢の戦略だ。支持率UPに加担した連中は、完全に小沢の手のひらの上で踊らされている。

国民が賢明になれば、愚かな政治は変えられる。

政治を変えたい奴は、賢明になることだ。
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by cogno_eb2 | 2010-06-13 23:06 | ニュースコラム

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