参院選でも懲りずにマニフェスト選挙ですか   

マニフェスト政治に見事に失敗したのに、参院選でまたマニフェスト選挙をするらしい。昨夏の衆院選のマニフェストは、民主党の自己申告によれば、かなりの成果があがっているらしい。これは、まさに官僚答弁そのものだ。

脱官僚政治といいながら、政治家自身が官僚の詭弁論理を使っていては、全く意味がないではないか。政治家に求められるもの、それは、実質合理性だ。官僚が振りかざすもの、それは形式合理性だ。

もともと、政治は多面的な要素を持っているから、光の当て方によって様々な解釈が成り立つ。その中で、常に自己の正当性を結論にもってきて理論武装する官僚の手法は、まさに形式合理なのだ。

政治家は、自己の正当化のために使える形式的な要素をかき集めて理論武装しないでいただきたい。古い日本政治を打破する、と言い、官僚打破を叫ぶことの本当の意味は、現実問題としてどういう効果をもたらしたのか。成功したのか失敗したのか。公約を実現したのか、引っ込めたのか。

参院選の民主党のマニフェストには、これだけ実績をあげました的な、自己を正当化する数字があがっているらしいが、これこそ官僚的詭弁だ。

できなかったことに頭を下げる。これができなくては、何を聞かされても心には響かない。
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by cogno_eb2 | 2010-06-20 00:28 | ニュースコラム

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