夫婦ゲンカに隣の家を巻き込むな   

 10/22の神奈川新聞に興味深い記事が載っていた。横浜市議会で、自民党の市会議員が、同じ自民党の県議会議員を批判し「こうした認識の議員を生まないよう行政も協力を」と異例の要請をしたとのことだ。

 政令指定都市の市会議員が県会議員に、それも同じ党の議員に対し、議会という公の場で批判したというのはなかなかすごいことだ。

 この発言は党派を超えた他の市会議員から「いい質問だ」「県議は要らない」という声があがったというから穏やかでない。

 そもそも、このような対立が生じるきっかけとなったのは、県議が、対立する松沢知事に対して、知事が議会に説明する、県の基本計画を、説明のみではなく、議会の議決を必要とする、新しい条例を可決させたことに起因する。

 県の基本計画は、当然のことながら県下の市町村と連携をとって、都市計画や文教計画などの施策を実施する。連携をとるというのは、県も関係する市町村も、その事業に予算をとって、一緒になって進めていく、というものだ。

 この基本計画に県議会の議決が必要ということになると、県と市町村が実施する施策に、県議会が承認しなければ何もできない、ということになる。極端な話、市町村が県の指導(?)で予算を工面しても、県議が首を縦に振らなければ施策は実施されないということになる。

 市議会は完全に蚊帳の外。自分たちの市町村に関わる施策に、自分たちは関わることができず、県議が踏み込んでくる、というワケだ。

 この条例には横浜市長も川崎市長もいっせいに猛反発。「夫婦ゲンカに隣の家を巻き込むな」という発言まで飛び出す。

 そう、松沢知事と県議会が対立の溝を深め、そこでのケンカが飛び火したような格好だ。

 県議会には106人の議員がいるが、見識の低い人たちばかりだとしたら、県議なんか必要ないと言われるのは当たり前。財政難なのに海外視察旅行は凍結解除するわ、旅行行ってきた領収書は非公開だとするわ、自分たちのボーナスアップはちゃっかり通すわ、このごろの県議会議員の行動はひどすぎる。

 ほかの県でもこんなもんなんでしょうか・・。
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by cogno_eb2 | 2004-10-26 11:40 | ニュースコラム

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