消費税 10年後に21%!!!   

消費税率21%か歳出3割減必要 国の財政10年後試算

 これはすごい数字が出たもんだ。100万の車を買おうとしても、121万必要で、税として払った21万はいったい何に使われるのだろう?こんな高い税率は家計を圧迫し、消費支出を押さえ込み、景気は一気に冷え込むに違いない。今と同じ消費行動をとれば給料が18%も目減りする計算になる。

 国の支出にムダが無いと言い切れるならば、これも甘んじて受けなければならないところだろうが、ムダが一切無いなんてありえない。今回このようなショッキングな数字を出したのは、財政構造改革を推し進めるための策だということだ。

 財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は八日の会合で、国の財政状況が、歳出削減努力や増税を行わず、現在のまま放置された場合、十年後に消費税率を21%に引き上げるか、歳出規模を三分の二まで削らなければ、政府の財政再建目標は達成できないとする「中期財政試算」を公表した。

 
 それによると、26年度の一般会計の歳出総額は社会保障費の増額など 「インパクトを持って(財政再建を)訴えるためには、具体的なイメージを描いて議論する方がよい」。財政審の富田俊基委員は八日の記者会見で、今回の試算の狙いを強調した。


 「インパクトを持って(財政再建を)訴えるためには、具体的なイメージを描いて議論する方がよい」。財政審の富田俊基委員は八日の記者会見で、今回の試算の狙いを強調した。
 悲観的なシナリオを示す背景には、防衛費や公共事業費といった歳出削減に一段と弾みをつけたい狙いもあるとみられる。
 歳出削減だけでなく、財政審は八日から論議に入った来年度予算に関する建議(意見書)の素案で「歳出・歳入両面の改革が必要だ」と初めて、歳入面の改革を強調している。
 所得税と個人住民税の定率減税の縮小・廃止はもちろん、消費税率引き上げによる増税にまで踏み込むことで「財政再建」のハンドルを大きく切りたい財務省の思惑をにじませた格好だ。


 財政がピンチになっていることは誰でも知っている。でも、予算案の中のどの部分にムダがあるのかを知っている人間は、ひょっとすると一人もいないかもしれない。

 総理大臣・・・財務大臣が所管しているので、詳細情報を持ち合わせているとは思えない。
 予算案を取りまとめる財務大臣・副大臣・・・細かい予算の細目まで目を通しているとは思えない。
 財務省の事務方トップ・・・細かい予算の細目まで目を通しているとは思えない。
 
 結局、予算の割り振りを懸命に考えている、財務省の担当レベルの役人しか、生の数字を把握していないのではないか・・。しかし、担当レベルが全体を見通して政策立案しているとは思えない・・・。

 では、予算を要求する各省庁はどうか。どうせ財務省に切られることはわかっているから、水増し請求したり、ダミーの予算案を用意しているだろう。たとえ切られても、その事業として最低限確保できる本数字をもっているはずだ。ということは、各省庁の予算案が粉飾予算であって、その事業それ自体が必要であるか、予算額が適切かといったチェック機能が働いていないということにならないか。
 
 この役人たちをシバく立場にいる議員たちはどうだろう。とても全体を見ながら細目をつぶして・・・、なんてことは物理的に不可能だろうね・・・。

 というわけで、自浄能力を失った官庁のいうがままに、予算は膨れ上がり、税率はUPし、無駄な執行がされ、天下り企業やグループ企業が職にありつける、ということか。

 結局、財政危機が叫ばれても、外から抽象的に「ムダを省け!」と叫んでもムダなのだ。だって彼らはムダだと思ってないんだから。

 直接切り込む必要がある。でもこれって一市民にはできないよなぁ。やっぱ議員の仕事だよなぁ。高い給料もらっているんだし。その議員が族議員となってつるんでるとなると、その姿は情けなくもあり、おぞましくもあり・・・。

 今回、10年後に消費税21%という具体的かつショッキングな数字が出たことにより、財政構造改革の論議が着実に前進することを望みます。

 議員のみなさん!10年後に歳出をカットして消費税21%を回避するために、ちゃんとやんなよ!

 間違っても「ヨーロッパに比べて日本は税金が安い」とかぬかすなよ!
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by cogno_eb2 | 2004-11-09 13:39 | ニュースコラム

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