今さらながら危機管理体制がなっていない 中国?原潜の領海侵犯   

中国「漢級」原潜の可能性 潜水艦の追尾継続

領海侵犯は「漢型」原潜か、中国方面へ航行

 国籍不詳の原潜が3時間にもおよぶ領海侵犯をしていながら、浮上と国籍の明示(国旗の掲揚)を命ずることができる海上警備行動が発令されたのが、領海から出たあとだったというのはなんともお粗末だ。

 日本は陸続きの国境線をもっていないが、もしこれが大陸の国家だったら、3時間にもわたって国境線を越えて領内に入り込んだ他国の部隊を放置していたことになる。また、お隣の朝鮮半島であれば、まさに38度線を越えて進入して来たことに相当し、一触即発の事態だ。

 このような事態にありながら、政府に報告がもたらされるまで、3時間余りかかり、みすみす取り逃がしたのだ。

 細田官房長官は会見で「久しぶりにこのような事態になったので、マニュアルどおりの連絡・報告ができなかったのでは(趣旨)」と発言したが、またもや失言した感がある。いつ起きるかわからない事態に備えて、情報伝達経路を確立し、迅速な対応をすることが必須の案件ではないか。

 文民統制は軍部が暴走することを防ぐために必須条件だが、自衛隊が各種の異常を把握しながら、統制する政府がフットワークが重ければ、文民統制がアダになって取り返しのつかないことになりかねない。

 今回の情報の遅れは、海上保安庁側の失態なのか、それとも防衛庁側の問題なのか。「マニュアルどおりにできなかったのは久しぶりだから」なんて間の抜けたことを言ってないで、直ちに情報伝達経路を再確認し、原因を追求していただきたい。
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by cogno_eb2 | 2004-11-11 10:23 | ニュースコラム

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