北朝鮮から持ち帰った資料によっては経済制裁発動を!   

政府、物証の鑑定急ぐ 北朝鮮制裁論高まりも

日朝実務者協議 「横田めぐみさんの遺骨」持ち帰る

 中山成彬文科相は午前の記者会見で、北朝鮮の対応を「うそっぱちの資料ばかりで、もう少し誠意ある態度を示してほしい。(拉致被害者)家族の心情を思うといたたまれない」と非難、「段階的に経済制裁の手順を考えるべきだ」と強調した。


 そのとおりだ。もし今回提示された資料の信憑性が疑われることがあれば、長い時間をかけて虚偽のための虚偽の準備をひたすら進めていたことになる。食糧援助などをしこたまもらっておきながら、ウソを裏付けるためのウソの資料をせっせと作っていたことになるのだ。 
 
 代表団によると、持ち帰った遺骨は、横田さんの夫とされるキム・チョンジュンさんが横田さんの土葬から2年半後に墓から掘り起こし、骨つぼに保管していたものと説明を受けた。骨は焼かれているため、DNA鑑定は困難とみられている。
 横田さんの消息について、北朝鮮は当初、「93年3月13日に自殺した」と説明していたが、9月の前回日朝協議で「93年10月までの入院記録があった」と修正。さらに今回は「94年3月に(再)入院し、同年4月13日午前10時ごろに自殺した」と再修正した。さらに横田さんを拉致した実行犯について「00年11月に脳出血で死亡した」との説明があった。
 日本側が本人確認のために写真撮影や毛髪の提供を求めたが、「特殊機関勤務」を理由に協力しなかった。


 北朝鮮には死者をいったん土葬しながら、後にそれを掘り返すような習慣があるのか。遺体を焼いたというのは、火葬ではなく、土葬から掘り返してわざわざ焼いたのか。まずはこの時点で理解ができない。もしこれが別人の遺骨であれば大問題になることは北朝鮮もわかっているだろう。DNA鑑定ができないくらい、遺骨を燃やしたのか。日本の高い技術力で、なんとかその真偽を突き止めてほしいものだ。

 北朝鮮側は02年9月段階で示していた安否不明者8人分の死亡診断書について「急いで間に合わせで作ったもので正確でない」と誤りがあったことを認めた。ただし、8人の現在の生存は否定し、「古い事案で、特殊機関が関与したので文書が焼かれている」と釈明した。

 曽我ひとみさんの母ミヨシさんと久米裕さんについては「入国の事実がない」と改めて主張した。

 石岡亨さん、有本恵子さん夫妻については石炭ガスで中毒死したとされる「煕川招待所」の略図。

 交通事故で亡くなったとされる松木薫さんに関しては、写真、事故資料の写し

 交通事故で亡くなったとされる田口八重子さんについても事故資料の写しが提示された。

 海水浴場で死亡したとされる市川修一さんの分は、死亡当日という79年9月4日の海水浴場周辺の気象資料だった。


 石岡さん以下の事故資料については、いずれも死亡を確定できるほどの材料には見えない。政府はこれらの資料をもとに、どのような方法で北朝鮮の報告の真偽を見極め、その後どのように対処していくつもりなのだろう。

 役所の連中は、往々にして、上官や省全体あるいは政府らの「方針決定」ありきで動く。最初から「これで幕引き」という方針決定がなければよいが・・。もし、現時点で「拉致問題はこれで幕引き」という方針があるなら、検証結果はおのずとその方針を押し進めるための結果として発表されるだろう。

 我々は事実が知りたいのだ。大所高所からの方針にそった検証結果しかでないような腐った体質が、この重要案件であらわにならないよう願いたい。

 ここで幕を引いたなら、北朝鮮との国交回復など、国民の誰一人も望まないであろう。
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by cogno_eb2 | 2004-11-16 11:27 | ニュースコラム

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