ガンと闘う(7)   

母が落胆しきってしまった今、私たちはとにかく励ますしか方法がない。母は以前から勝手な解釈をすることがあり、今回もそれが出てしまったようなのだが、今は気力を失ってしまっては一気にもっていかれてしまう危険な状態。もともと頭のいい人だから、理路整然と丁寧に説明し励まし続けた。

母の食欲は戻った。食べられるようになるとこうまで見違えるものかと驚く。胸水の原因には2つあり、体力の低下とガン由来。食事がとれるようになって栄養状態が回復すれば、胸水は収まるとかつて説明があったが、ほとんど止まったことには驚いた。食事による栄養補給は、こんなにも体にとって重要なものであったのか。

順調な回復ぶりに医師もリハビリの開始を決断。これは母の念願でもあったから、筋力が衰えた影響で負担も大きいが、母の表情が明るくなった。

最初は足を上下に動かす程度から始まり、体を40から50度くらい傾けて両足に負荷をかけるリハビリへと進む。終わるとどっと疲れるようだが、リハビリの大変さは背中の手術を受ける前に予告されていたこと。やるしかない。

順調に回復の道を歩み始めた母に、医師たちはまた動き出した。転院せよと。

前は余命一ヶ月だから緩和ケアへ行けという内容だったが、今回は、ガン治療とリハビリの両方が受けられる病院への転院を言い出した。
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by cogno_eb2 | 2011-12-14 00:31 | 雑記(日記?)

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