小沢新党に橋下新党・・今必要なのは新しい党じゃない   

小沢新党に橋下新党。石原軍団、もとい、石原新党の話もある・・・。

今必要なのは、新しい党では決してない。

政党が新しかろうが、既成政党であろうが、有権者が求めているのは新しい政治だ。

橋下新党は、完全に素人の集まりだ。維新の会の大阪市議の間では、政務調査費と歳費の区別がつかず、政務調査費で高価な備品を買ったり、自分のキャリアアップのための費用に充てたりしていると報道があった。

違いがわかり、血税の正統かつ責任ある使い道がわからない素人たちに、国政で気の遠くなるようなカネの使い道の選択権を与えるほど、国民は愚かではない。

政治家は、法律や行政のプロであるべきだ。

素人がのぼりつめてどうなったかは、民主党を見ればわかる。有権者はこりごりしている。素人に権力を与えてはいけないのだ。

求められているのは新しい政治だ。責任感、高潔、という人格面での確かさに加え、官僚の思考パターンを読み切り、その能力をうまくマネジメントする・・・。そういう人間が新しい政治を担う。

その意味では、単に法律に明るいというだけでは物足りない。複雑怪奇な官僚の思考パターンを逆手に取る必要があるのだ。

素人が決定権のみを握って「政治主導」というのは成り立たないことは、イラ菅が教えてくれた。

これから必要なのは、「新しい」政治家だ。でも、それは、衆愚政治として退けた相当前の民主主義の姿ではなく、大衆社会到来以前に想起された、公衆社会での理念型である本来の政治家だ。

決して新しくない。原点に戻れ、ということだ。

人物本位とは、そういうことだ。

成熟することのない日本の政党政治で、新党に期待するなど、有権者の無能を示すだけだ。

有権者は民主党に抱いた期待に懲りたほうがいい。
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by cogno_eb2 | 2012-07-16 23:52 | 維新の会

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