聞いてあきれる。民主党が「マニフェスト違反」を謝罪、前原氏が「かねてから公約に違和感」だって。   

本当に情けない話だ。こんなオトナしかこの国にはいないのだろうか。

マニフェスト違反を詫びるとは、すなわち下野することだ。内閣総辞職の末に民主党から首班指名の候補者を出さないことだ。

だってそうだろう?マニフェストとは「政権公約」だ。政権をとったらこれをやります、という約束だ。

だから、かつて民主党がマニフェストを掲げながら政権をとれなかった時「あれは政権公約で、我々は政権をとれなかったからあの約束はおあずけだ」として野党の立場での協力をしなかったことに一定の理解を示したのだ。

今回は政権をとったのだ。でも約束を果たさなかったのだ。下野して当然だろう。それがオトナのケジメってヤツじゃないのか?解散するしないでもめているが、野田さん、本来あなたに道義的な解散権は無いんじゃないの?

その果たされなかった政権公約について、前原氏は今になって「あの公約が作られたとき違和感を感じていた」と言いだし、本を出すらしい。

その責任をすべて離党した小沢氏に押しつけている。

アフォか。

あんたその時党内にいたんだろ?だったらその違和感をその時に表明すればよかったじゃないか。失敗してみて「あの時俺もヤバイと思ってたんだよな」なんていうのは小学生レベルだよ。

前原氏は、「小沢氏が政権をとったら(今はできないこと並べても)なんとかなると思っていたのではないか」というような見識を披露しているみたいだが、その時点で違和感を表明しなかったアンタだって同じじゃないのか?

前原氏の今になって言い出した「違和感」論に、有権者の耳を向かせるには次の二つしか方法はない。

一つは、自分も実は多かれ少なかれ「なんとかなると思っていた」という告白をして自身を責めること。

もう一つは、党内に「違和感」を伝えることすらできない空気が漂っており、党内の意思決定手続は非民主主義的であるという実態暴露の党批判。

このいずれもがない言説は、有権者にとって語るに値しない主張であって、これに私費を投じるバカもいないだろう。

議員センセイがこういうテイタラクであるなら、「国民がワンコインで政党を支える」というフレコミで実施された政党助成金なる税金投入はやめてしまおう。支えるに値しない。高給取りの議員センセイが自分たちで歳費を出し合って党運営すればいいじゃないか。

マニフェスト違反ごめんなさいキャンペーンでTVCMを出すらしいが、この莫大な費用だって税金が投入されているわけでしょ?バカがバカなことをする費用も、結果としてゴメンナサイをいう費用も国民が出すんですか?

この愚かな現状を打破するといっても、我々に用意されている手段は、選挙の時に小さい紙切れを銀の箱に入れるだけ。でもそれすら放棄してしまっては彼らを是認することになる。次の権利行使の機会に、国民の怒りをぶつけてやるしか、我々には方法がないのだ。
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by cogno_eb2 | 2012-11-08 21:30 | ニュースコラム

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