とうごサンへ その2   


 とうごサンのご指摘の「重要な部分が抜けている」というのは、①日本人が直接狙われた事件が無かったから安全と認識できた②人質になった当人たちも危険性は当然考慮していた という2点を指していると考えられますが、私は、大規模な戦闘が行われているという一点で、どんな目的があろうと、個人がイラクに入国することは控えるべきと考えています。

 したがってそのように考えなかった3人は情報が不足していたか、情報を分析できなかったかどちらかでしょう。あるいは、日本人はイラクの人々に好意をもたれている「はず」だから、戦闘の場面を避ければ危険な目にはあわないだろう、と安易に考えていたかもしれません。もちろん、これはこの後明らかになるでしょうから、この場で議論の対象にはならないですね。「いや、彼らはそうは考えなかったと思う」といくらいっても意味は無いですから。

 とうごサンのご指摘の、私が見落としている重要な点の2点目は、本人に確認しなければ考慮していたかどうか分かりませんよね。「当然していた」という「当然」の根拠がみあたりません。彼らの気持ちとして「まさか日本人の私たちが人質になるなんて!」ということであれば、考慮が足りなかったといわざるを得ません。そしてその意味では彼らにとって運が悪かったのかもしれませんが、今回の事件を外形的にとらえると、「運」の問題ではなく、必然だったかも知れないですよね。にっくきアメリカと戦闘が始まった。「アメリカとつるんでいる国の連中はみな殺しだ」ということになっていれば、個人でのイラク入国はカモになってしまう。後につかまった2人は「CIAかFBIだろう」と疑いをかけられたそうですが、実際、アジア人の顔をしていても、彼らにとっては関係ないということを示していますよね。外国人はすべてイラク国内では危機的状況にあったということです。
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by cogno_eb2 | 2004-04-26 14:34 | 雑記(日記?)

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