追納すれば満額可能!   

保険料や給付設定に意見 与党、追納特例法案で詰め

 政府は、強制加入となった1986年4月にさかのぼって追納できる特例法案を検討中とのことだ。

 純粋に制度面を考えれば、完納していなければ受給額が下がり、納付期間が一定の期間に満たなければ一切受け取れないという厳しい内容でありながら、2年で追納できなくなるのはちょっと早すぎるかなと思う。2年を5年に延長するとのことだが、それにしても、今後受給額が減らされる一方なのに、昔々の学生時代の未納が響いて、ほんのわずかしか受給できない、あるいは一切受給できないなどとなれば、払う気がある人にはすべて払ってもらおうという特例措置には意義があると思う。

 ただし日経の記事にもあるように、「どうせあとで払えるなら余裕ができたら払おう」といった、逆機能現象が生ずることも懸念材料だ。徴収方法の強化も同時に審議されなければならないだろう。

 私は無党派として冷静に年金問題を追いかけていると自負している。その目で見て次のような野党の反応には不快感を示さざるを得ない。

 ●社民党 又市征治幹事長「臭いものにふたをするため」

●民主党 藤井裕久幹事長「おかしな目先の対策だ。世の中の理解を得られない」

 ●民主党 仙谷由人政調会長「(年金問題の幕引きを狙う)政治的意図が見え見えだ。まゆにつばを付けながら(与党の動きを)見ている」

 正直って、「幕引き」という発想には驚いた。斜に構えて「下衆のかんぐり」しすぎ。思考力がどっぷり野党につかりすぎ。

 野党の皆さんは、「払うべきものを払っていない事実を消さない。制度に背いたペナルティだ。」ということを、与党議員に突きつけるつもりだろうが、同時に、「制度改正してもどうせ受給が減るなら、少しでも払ってたくさん受給したい」という国民にも突きつけることになる。

 私も学生時代に払った覚えが無いので、さかのぼって払えるならそうしたい気がしている。
 
 「どうせ少ないのなら今さら払うつもりはねぇよ」という逆機能の対策を十分検討すべきだ。私は少しでもいい制度にできないか考えている。眉唾で見ている人に用は無い。
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by cogno_eb2 | 2004-05-21 18:49 | 年金問題考

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