郵政民営化賛成派 実は民主党の8割?   

郵政民営化必要…黙殺できず 苦悩の民主


 どこに投票しようか漠然と考えている。まずは民主党に目を向けてみた。

 民主党は郵政民営化法案には反対した。でも、実は8割ほどの議員が民営化そのものには賛成の考えを持っているらしいことが、8/11の産経新聞でわかった。

 確か、岡田代表も将来的には民営化すべき、との考えを持っていると聞いたことがある。しかしながら現在の党の見解は「日本郵政公社をスリム化する」とのことだ。つまり、公社のままでいいが、現在よりもスリム化する必要がある、ということ。このスリム化ってなんだろう?職員の削減か?郵便局の統廃合か?スリム化という表現だけではよくわからない。

 岡田代表は「有権者の目がマイナーな話に向くことは日本の将来にとって不幸だ」と述べており、マイナーな話にあまり力をいれて説明するつもりはないようだ。この姿勢では、なぜ法案反対に回ったのかも、マイナーな一法案の賛否についてくどくど説明することはない、ということで片づけられかねない。争点の全てではないかもしれないが、争点の一つとして考えている有権者にとってはずいぶん不親切な対応だ。

 そんな中で、今最も注目を集める東京10区から出馬する民主の議員が民営化賛成を表明しマニフェストに載せるよう要請すると発言したそうだ。

8/11産経新聞 記事抜粋------------------------------
自民党造反組の小林興起前衆院議員と小池百合子環境相が激突する方向となった東京10区から出馬する鮫島宗明前衆院議員は十日、国会内で急遽(きゅうきょ)、記者会見し「郵貯・簡保は二年後から民営化のプロセスに入っていくのが妥当だ。(民主党内の)八割がそう思っている」と発言。マニフェスト(政権公約)に民営化の方針を盛り込むよう求める考えを表明した。
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 ずいぶん虫のいい話だ。採決においては民主党は反対で一致団結したはず。でも「実は賛成でした。マニフェストに載せるので、実現します。私は賛成派です。期待してください。投票してください。」では、有権者をバカにしているにもほどがある。そんなことで釣れるとでも思っているのだろうか。党としては「郵政公社のスリム化」でとどまっており、「民営化賛成」とは言ってない。なのに「実は賛成だった」なんて通るはずがない。

 こういう人たちはおそらく、「じゃあなぜ採決で反対したんだ」と問われれば、「郵政民営化には賛成だが、法案には反対だった」と言うだろう。「だったらなぜ対案を示さなかったんだ?」と問われたらどう答えるのだろうか。その答えは「郵政なんてマイナーだから案を示さなかった」という答えだろうか。

 民主党の面々は政権奪取がメジャーな関心で、個々の法律の中身はマイナーなのだろう。今回は自民の内紛で党の分裂の空気が流れた。まさか解散するとは予想してなかっただろうけど、自民党の内紛に乗じて政局を有利に運びたかったのだろう。私はマイナーなどととらえるほど小さい問題ではないような気がするので、民主党のこの認識にはかなりの抵抗がある。

 今の民主党に投票することは、有権者を甘く見ている姑息な戦略に釣られることになるみたいで、自尊心を傷つけられるような感覚になる。

 民主党の若手は優秀な人材がそろっていると聞く。もともとはそういう人たちに期待していた私でもあるので、若手らが対案を作って法案の中身で議論するような民主党を作ってくれたら応援しようと思う。

 小沢氏を筆頭に、かつて与党の甘い汁を吸ってきた重鎮議員たちが、夢よもう一度、という状況であれば応援できないなぁ。

 そして、旧社会主義政党の人たちと決別しないと信用できない。

 今日のところはとりあえずこんな感じかな。投票前までじっくり考えよう。
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by cogno_eb2 | 2005-08-11 17:09 | ニュースコラム

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