「政治に興味ない」なんて言ってらんないよ。    

 大阪市役所の職員厚遇問題で、議会が役所のチェック機能を果たせなかったのは、そもそも議会が“おいしい”思いをしているからだ、と朝日新聞の社説(05.05.12)にあった。

 そこには、地下鉄やバスの無料乗車券、博物館などの無料入場券などを、自民・民主・公明が返上することを決めたことに対し「市民からの批判をいくらかでもかわそうとしたのだろうが、見直しが必要なのは、乗車券や入場券だけではない。」と書いてある。

 見直すべき厚遇は、年間720万円の政務調査費(詳細を報告し公開する義務なし→使途不明金)、本会議や委員会に出席する手当(費用弁償→1回1万円)があげられている。

 社説では「地下鉄やバスの無料乗車券を受け取りながら交通費も、では二重取りになる。議会に出席するのは本来の仕事だ。乗車券を返上するだけでなく、費用弁償も廃止すべきだ。」とある。なるほど、そのとおりだ。

 当サイトでは、朝日新聞の指摘を待つまでもなく、これまで地方議員の厚遇を指摘してきた。これらのばかげた制度が存在することを、有権者はきっちり認識しておかなければならない。「政治に関心がない」では済まされないのだ。その結果が厚遇の垂れ流し制度になって、我々の税金が使われている。

 不景気になれば公務員攻撃とは世の常だが、今回の社説で、その元凶ともいえる議員の厚遇に目が向いたことを評価しよう。

 社説には、「こんな厚遇を受けながら、大阪市議が自分たちで政策について条例案をつくったという話は聞いたことがない。」とあるが、地方議員にその地方の行方がかかっている、ということでは決してないことは、地方議会で国会でいう「議員立法」の数を調べてみればすぐわかる。

 条例は役人が作る。その条例自体も、国の法律が変わったから修正するものがほとんどで、新しい条例はあまり制定されない。議会は承認するだけ。

 予算案も役人が作る。その地方で何千万から何億にものぼるカネを、1年間でどうやって使いきるかのすみずみまで、議員がねじり鉢巻まいて考えているわけはない。争点をピックアップして2・
3点質問して終わり。そして追認。

 だったら、議員はなぜ年収1700万もの高給取りなんだろう?仕事量からいえば、役所のほうが安月給で大変だよね・・・。だって、前にも書いたけど、本会議で年賀状書いている議員もたくさんいるっていうし。給料とは別に日給1万円もらって、自分の年賀状書いているんだからね。 

 ふと思ったんだけど、議員の給料は大企業のサラリーマンの平均年収くらいに抑えて、それでも政治を志すという精錬潔白なひとだけで議会を構成するのがいいんじゃないですかね?
 
 現職地方議員さんからの反論、ご意見お待ちしております。
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by cogno_eb2 | 2005-05-12 23:53 | ニュースコラム

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