及び腰の議員に渇!   

国会改革は職員先行 痛みに及び腰の議員

 2002年度から続いた議員歳費の1割削減も打ち切られる見通しとなり、痛みを伴う自らの改革に及び腰な国会議員の姿勢が問われそうだ。(共同通信 4/3)

 議員は「及び腰」などではない。当サイトが取り上げてきた数々の事象を見れば、「襟を正す意識がない」と断言せざるを得ない。「隗より始めよ」という言葉を知らないと見える。

 当サイトでは、神奈川県議会において繰り広げられた、神奈川県議の優遇の数々を取り上げてきた。先の記事は国会改革の話だが、「議員なんてみな同じ」という感覚に襲われる。

神奈川県議会で議員のボーナスアップ
ボーナスが267万も出た!

 この2本のエントリでは、ボーナス20%カットを自主的にやめた結果、ボーナスが67万円UPし267万円支給されながらも、議会では年賀状の宛名書きの内職をしている実態を書いた。

神奈川県議会 法定外の交通費支給

 このエントリでは、議会および委員会に出席すると、交通費が一日あたり12000~14500円も支給されるが、議会および委員会以外の会合の出席にも支給されていたという話を書いた。

 一日12000~14500円の交通費という額そのものが“法外な”値段ではないのか?という当然の思いもさることながら、それが、法定外の目的にも支給されていたらしい。

海外視察解禁

 このエントリでは、前の知事の時代に、財政難を理由に凍結した海外視察を、知事が変わって議会との関係が悪化したスキをついて、解禁してしまった。

 簡単にいえば、給料はもとから満額もらってて、ボーナスカットをやめて満額にし、海外視察を解禁して旅行に行き、議会活動にはおつくりがくるほどの交通費をもらっているのである。

 とまあ地方議員の実情を書き連ねてきたのだが、国会議員も似たり寄ったりか。 

 国会改革が進まないのは、議員年金の廃止が事実上頓挫し(たように見え)ながらも、役所に対しては冒頭の記事にあるように、給与の抑制を命令しているなんてことがまかりとおるからである。

「隗より始めよ」である。

「所得税の増税」「消費税の増税」「社会保障費の負担増」などと言われると、家計の苦しさがわかっているのか!と叫びたくなるが、答えは簡単、彼らは分かっていないのである。家計が苦しいという感覚などないのである。

 国民に痛みを求めるのであれば、国会議員が身を削り、同等の痛みに耐えることをまず決定すべきではないのか。

 国家財政は危機にあるという。国民一人あたりの借金は420万にものぼるらしい。

 給料の10%カットを“自主的に返上”する時期にないことぐらい、自分たちが一番わかっているはずだ。
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by cogno_eb2 | 2005-04-04 23:55 | ニュースコラム

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