スノボ女子ハーフパイプ決勝を見た。   

 この時点で今井メロは予選落ち。メロウ720のランディングに失敗し、そんなに強く腰を打ったようには見えなかったものの、自力歩行できずに会場を去った。日本勢は残り3選手。

 しっかし、アメリカのレベルの高さには驚いた。今回初めてこの競技をじっくり見た私だが、それでも違いは歴然。まずは高さ。そして回転数、回転スピード・・。どれをとっても日本勢がアメリカと匹敵する技をもててないのは明らかだった。第一、900ができる日本選手はいなかったみたいだし、一発大きいのではないにしても、難易度の高い技をつなげてくるような構成もなかった。

 そしてなによりもアメリカの上位3選手がいずれもプレッシャーとは無縁に見えたことだ。どの選手もスタート前に「ニカッ」と白い歯が出ていていかにもアメリカ人っぽいなぁ、と見てた。対する日本人選手は口を真一文字に結んで悲壮感漂う。集中力を高めているのかもしれないが、あまりに雰囲気が違う。国民性というか、メンタル面の根本的な違いを見たような気がした。

 スノボの世界ではアメリカは今回の大会ほどず抜けた力の差をもっているわけでは無いような解説があった。しかし、ふたを開けると素人でもわかる内容の違い。ここ一番でこれまでの最高の演技以上のものをやってのけるアメリカの選手たち。

 一方、W杯などのこれまでの大会で表彰台に乗ったことのある日本選手はいずれも失敗して敗退。失敗しなくてもトップとは10点くらい違う内容に終わる。どうしたんでしょう・・。これまでは自分の成績は自分もちだったのが、オリンピックでいきなり国を背負ったからでしょうかねぇ・・。若い世代は国を背負うなんて感覚におそわれたのは初めてだったのかなぁ。アメリカ人はもともと「LOVE USA!」って感じで、日本よりも重くない感覚で国に対する感情を持っているから、その辺は特に変化がないのかな。

 全然違う話だけど、自民党が言い出した「愛国心教育」なんて始めると、もっとおかしな事になりそうやね・・。「LOVE JAPAN!」と「愛国心」じゃ、全然違いそう。前者でいいんじゃないかな?
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by cogno_eb2 | 2006-02-14 14:30 | スポーツ

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