年金法案 審議拒否作戦 ~民主党~   

民主、年金法廃案に全力 未納など徹底追及で抵抗

 民主は既に年金法案を廃案にするという戦略で固まったようだ。

大詰め年金法案 自公譲らず、攻める民主

「参院本会議での年金法案採決前に衆参各院に内閣不信任決議案と閣僚の問責決議案をそれぞれ提出。審議を全面ストップさせる実力行使で「時間切れ」に追い込むカード」
「ギリギリまで政府案の審議を遅延させたいという思惑」

 廃案にする、と決まれば、民主党はあらゆる手段で妨害にかかる。廃案にするには「審議をしない」で時間切れに持ち込むことを方針としたようで、このままだと与党が数を頼りに採決をしてしまう・・。

 結局審議せずに採決か。民主党としては参院選で「与党は強行採決をした!」と声高に叫ぶのだろうが、民主にはそもそも審議する意思が無かったのに、あたかも与党が強行採決したような印象を植え付け、選挙に勝とうと皮算用。どうせまた、委員長席に議員がつめより、ある議員は怒号を発し、ある議員は机によじ登り、そんな映像をテレビに流すことが目的となってしまっている。

 我々有権者が求めたいのは、ちゃんと審議をしろ、ということだ。民主党が審議を放棄して選挙のことばかり考えるのなら、国会の審議になど期待は持てない。知り合いの与党議員などのツテをつたって、直接要求するほうがまだ早そうだ。

 このままでは政府案が可決されるであろう。政府案はもちろん完璧ではない。現行制度をベースにカスタマイズをかけた程度の案だ。抜本的改革をするなら、「賦課方式・給付立て」に対して、「積立方式・拠出立て」を対案として審議しなくてはならない。民主案は後者ではないことは明らかで、今国会はそもそも抜本改革にむけての争いではなかった。

 救いなのは政府案には数字が示されていること。現行制度では破綻してしまうところを、破綻しないように保険料と給付額を明示した案で案としては合格ラインぎりぎりだろう。

 今後、スウェーデンを見習って、超党派で10年くらいかけてじっくり審議するような冷静さを求めたい。今回の改革で、当面は現行制度の破綻は避けられる。その間、しっかりとした審議をしてくれるように求めたい。

 民主党は、もっとしっかりした案を出して、ちゃんと審議しなさい。
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by cogno_eb2 | 2004-05-28 10:24 | 年金問題考

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