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ビリヤードの練習方法 撞点編   

 最近、ビリヤードの練習の機会が増えてきた。前は毎日やってたのに、今はかなりご無沙汰。前回のエントリのとおり、まずはフォームチェックをして、次は撞点の練習。

 ビリヤードの基本は、やはり芯撞きだ。まずは芯撞きできちんと入れること。これが厚みの基本となるわけで、この基本の厚みを覚えないことには、次の「ひねり」の段階で厚みの変化(あるいは「見越し」)を正確に狙うことはできなくなる。

 ということで、なにもセンターショットでなくてもいいのだが、まずはフォームチェックの次にキューだしのチェックということで、センターショットでストップショット、そして撞点やや上の押し、やや下の引きのチェックをしよう。



 このとき、手玉は12番などのシマシマの玉がいい。もちろんお店の人に断ってからね。シマシマの玉の場合、撞点の目標をつけやすいことと、撞いた瞬間に手玉に押し引きの回転がちゃんとかけられているかが分かる。ここで重要なことは、「バチン」とはじくパンチショットになっているときは、撞点をいくら上や下にしても、なかなか思うように回転がかけられない、ということだ。これは、強く引こうとして、テイクバックを普段より早く「シュバッ」とやって、そのあと「引くぞ~」と思ってグリップに力が入り、「バチン」と撞いてしまっているからだ。こうやるとキュースピードは落ち、タップと手玉の接触時間が短くなり、手玉にはガツンという衝撃だけが伝わる。引き玉はむしろ、力が抜けていて、テイクバックよりもフォロースルーのほうを速くする感じで、接触した際の衝撃があまり手に残らないくらいの方が良く引ける。

 あ、もちろん、押し玉も一緒ね。

 ということで、撞点は真芯を基本として、タップ1つ分の上下を、まずはセンターショットでやってみる。私の場合やはり引き玉の時に変な力が入りこじってしまうので、キューをまっすぐに振れないクセがあるようだ。押し玉はまずまず押せた。
 
 さて、自分のクセをちゃんと理解した上で、一人でナインボールを始める。C級の人は9つの玉では多いので、6番から9番の4つの玉を使ったナインボールでもいいでしょう。

 このゲームでは、基本は先ほどの芯+上下の、全てヒネリ無しで落としきること。つまり「出し」は「順フリ玉なり」で、撞点の上下を使い分けて手玉の動きを覚える。

 どうしても出せないときにのみ、次の段階でヒネリを使うのだが、どういう場面でひねるのか、ここでは覚えておけばいい。

 この練習では一貫して12番などのシマシマの玉を使い、意図していないヒネリが勝手に入ってないかをチェック。撞点はちゃんと縦のラインでしっかり撞けているか、上を撞いたのに押しが入っていない、下を撞いたのに引けてない、的玉と距離があるととたんに精度が落ちるなど、自分のクセを把握しよう。
 
 この練習がかなりの基本となるので、ヒネリを始める前に、自分のストロークの状態をしっかり確認しておこう。

by cogno_eb2 | 2006-07-18 10:44 | ビリヤード

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