選挙期間中は政治をストップさせろということか?   

社保庁改革 長官に損保ジャパン副社長の村瀬氏を起用

「明らかに選挙目当て」=野党、社保庁長官人事を一斉批判

 社会保険庁改革はどうしてもやってもらわなければならない重要な問題だ。長官の交際費や不要と思われる設備の建設など、目的外使用がはなはだしい社保庁だが、現在は独立行政法人化も含めて改革が進められようとしている。

 その流れの中で長官に民間人を迎えることになったわけだが、野党は「選挙目当て」と一斉に批判を浴びせた。

 そういえば、曽我さんの再会に対しても「選挙目当てだ」と野党は言っている。

 この期間は政治をストップしなければ、やることなすことすべて「選挙目当て」とたたかれる。この国はホントにレベルが低いが、そもそも、政府の選挙直前の施策に対して、有権者が簡単に自らの投票行動を変化させるから、野党も「選挙目当て」だというネガティブキャンペーンを張るのだ。有権者はそのくらい移り気で判断力にとぼしいと、政治家の目に映っているということだ。

 もし、有権者が社保庁改革や曽我さんの再会に対して、それはそれとして評価はする、しかし、選挙の際の評価はこれまでの任期の期間だ、ということが浸透していて、目先のアピールに左右されない存在であれば、野党もネガティブキャンペーンを張る必要が無いわけで、やはり、我々有権者の側にも非がないわけではないように思う。

 前にも書いたが、選挙はこれまでの任期の国会活動が焦点であり、公示なり告示がされて、投票日を迎えるまでのわずかな期間のみの情報が対象ではない。ご立派な理念を掲げていても、任期の期間中にその理念を反映させた法律の1本でも国会に提出したのか。政治は結果責任だ。我々有権者は賢明にならなくてはならない。

 本来なら、選挙が終わったら、いよいよ我々の出番だ。推した人がどのように動くか、期待を寄せた政党が実際になにをしてくれたか。次の公示・告示まで、注意深く彼らの行動を把握してこそ、彼を野放しにしないことにつながる。

 「選挙目当てだ」という発言は、実は、我々有権者が「移り気で判断力にとぼしい」存在だと思われていることにつながるので、私的には腹が立ってしょうがないのである。
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by cogno_eb2 | 2004-07-07 11:24 | ニュースコラム

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