民主党小沢代表の第一秘書がタイーホ   

驚いた。隠れ蓑献金だなんて、旧時代の負の遺産ですな。この事件で注目したい点が何点かある。

まず、「有力国会議員に献金することが、会社や業界を守ることにつながる」という、土建全盛期のシステムが未だに存在していることを物語っている。小沢に献金すれば、小沢の地元や東北地方にカネが落ちる、というのは、はたしてどういう仕組みなんだろう?国土交通省に圧力をかけて、不正な発注をしているということか?一般競争入札をやっても押さえつけられる?あるいは脱法スレスレの随意契約が横行しているのか?土建の分野でいえば、これは国交省の執行の問題にも入って行かざるを得ないのでは?

次に、「衆院選が取りざたされているこの時点で異例の捜査が行われたことは、政治的にも法律的にも不公正な国家権力の行使だ」という発言について。民主党の誰かも、「国策捜査だ」という発言をしているらしいが、これはかなり大きな問題だ。

それは、自民党の中枢にいた小沢氏がこのように発言するということは、そういうことが「ありうる」ということだ。小沢氏は「過去にこのようなことはなかったが」とも発言しているが、自己矛盾だ。過去にこのようなことがなかったのに「衆院選をにらんだ国策捜査」と断言し与党側を批判する根拠は何か。小説やゴシップ紙に、想像力を膨らませて好き勝手に書くのならまだしも、公党の代表者で、過去に政権の中枢にいた人物がそう断言するのだから、政権をとれば公安を動かせる、という事実を明らかにしたことに等しい。

これは我々有権者にとってゆゆしき問題だ。政権政党に批判的な勢力は、政権政党から目障りだと判断されれば公安の手で粛正されるというに等しい。小沢氏は「過去にこのようなことはなかったが」と言っているが、私が知る限りでは、敵対勢力に対し警察が動いたという事実は厳然として存在する。結局それは司直の手で冤罪だったことが明らかになっているが、国家権力が動いて、不当捜査・不当逮捕を行った歴史的事実だ。

もちろん、その裁判では、今回小沢氏が主張するような、特定の政党がバックにいて・・云々ということが暴かれたわけではない。その意味で、彼のいう「これまでにこんなことはなかった」にあたるのかもしれない。

この、政権政党が警察・検察といった権力を動かし、敵対勢力を粛正にかかる、ということが事実で、システム的にそれが可能になっているとしたら、小沢氏が政権をとったら、さしずめ粛正の嵐か。怖いことである。

それにしても、記者会見場で質問をした記者は、なぜそのことを小沢氏に直撃しなかったのだろう。「そんなことが可能なんですね?」と事実関係を確認すべきだった。結局、“そう思う”のレベルであり、公共の場で、根拠を示さない推量を並べただけだから、国民も低俗な小説かゴシップ紙を読むような思考レベルでしか考察することができない。ブンヤさんたちには、国民を賢くするための言論人としてのスタンスをとってほしいものだ。

(追記)
報道によれば、献金は小沢事務所からの要請だったとか。
本当に「面倒を見」てもらってたのか知らないが、それをちらつかせて巻き上げていたのか?


ブログ意見集 by Good↑or Bad↓ 小沢代表の秘書逮捕で進退は?

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by cogno_eb2 | 2009-03-04 21:11 | ニュースコラム

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