北朝鮮の核実験 日本政府は中国を動かせ   

 北朝鮮が専軍政治まっしぐらなのに破綻しないのは、中国が経済援助をしているからだ、という見方は、そう的外れではあるまい。

 内政を顧みなくても飯を食える状態にあれば、国家経営に対する危機感はまったくなかろう。それを支えているのが中国だとするならば、北朝鮮の核の危機にさらされている国々は、一斉に中国に対して相応の態度をとることが求められるはずだ。

 日本のように、経済封鎖の手をほぼ尽くしてしまったならば、効果がほとんど期待できない追加策を講じてその姿勢を表明するよりも、ましてや、まったく効果のない「決議」なる文章を取りまとめたペーパーを、単価の高い国会議員が一生懸命考案するよりも、中国に強く迫ることのほうが何倍も効果的ではないだろうか。

 日本の外交はアジア諸国に対するパイプよりも対アメリカを重視してきた傾向がみられる故に、ことここに至って中国にもの申すことができづらいのではないだろうか。靖国参拝の問題を解決し、積極的な外交政策を打ってこなかったツケが、このような形で回ってこようとは。

 とにもかくにも、核という危険なオモチャで遊び始めたアジアのだだっ子を何とかするには、その親分(兄貴分?)からきつく叱ってもらわなければなるまい。川の向こうの隣町のにーちゃんに泣きついても、にーちゃんはオモチャを持っていない子には強いが、持っている子には弱いのだ。日本政府の皆さん、向こう三軒両隣を大切に。
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by cogno_eb2 | 2009-05-27 22:13 | ニュースコラム

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