党首討論は理想論対現実論   

 友愛が旗印の鳩山民主党は、現在の霞ヶ関には無駄という名の埋蔵金が10兆円もあるという。

 例として出した「アニメの殿堂」は確かに無駄だが、これを計上して約200億円。あとの9兆9800億円の明細を掲げて国民の審判を仰ぐ必要があるのではないか?その明細を掲げずして10兆円あるから消費税は上げない、というのだから、「政権を取ってみたら無駄ではなかったので消費税をUPします。でも上げ幅は前政権よりも少なくします」、とかなんとか言いだしたら、前原ではないが「埋蔵金詐欺」だ。

 もしかしたら、「日本の防衛は、有事に間に合わないところまで遠く離れたところに撤退した第七艦隊で充分」というスーパーユートピア防衛構想を掲げている民主党だから、自衛隊そのものも「無駄」リストに入っているかも知れない。それならそうと「自衛隊は廃止する」と、社民・共産が是非連立組ませてくれと喜ぶ公約をしたらいかがか。

 無駄を省くのは言うまでもないこと。それについてはどの党であろうがやってもらわなければならぬこと。以前から指摘しているように、無駄を無駄と思わずに予算計上し執行しているシステムを駆逐しなければ夢物語。

 モノによっては議員立法でできるはず。議員立法でできるなら野党の立場でも、これまでも、できたはず。無駄の撤廃をマニフェストに掲げたのがいつなのか詳しく知らぬが、それから何回国会が開かれた?その間に無駄を止めるための改正案を国会に提出したのか?してないでしょ?政権取るまでは無駄の垂れ流しでも構わないと思っているのか?一つ例をあげれば、年金財源のマッサージチェア流用ができなくなる法改正はしたのか?なぜやらない?政権取らなくてもできるのにやらず、取らないとできないと言うつもりかい?

 もうちょっと現実的になってね。友愛党さん。マニフェストっていうのは、本来はそういうものだと思うよ。「この法律のここを変えれば官僚たちは無駄ができなくなるから、ここをいつまでに改正します」というレベルのマニフェストが出てきたら信用してあげるよ。
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by cogno_eb2 | 2009-06-18 21:25 | ニュースコラム

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