民主党の子ども手当にもの申す(3) 結局半額か   


<追記>子ども手当の扶養控除廃止について、論点を新しいエントリにとりまとめました。計算シートも配布してます。→開けてびっくりマニフェスト。子ども手当の半額(控除存続)は1年になったのか?


<民主党>子供手当を半額 政権公約の概要固める(毎日新聞)

 毎日新聞の報道によれば、民主党は子ども手当を最初の年度は半額にすることを決めたそうだ。
 記事では、税制改正を経て扶養控除の廃止を行い、2012年度から満額の26000円にするそうだ。
ということは、2010年と2011年は扶養控除は残る、ということか。であれば、半額の13000円は2カ年続くということだね。

 所得控除が残るということは、それを財源にできないから、扶養控除廃止までの期間の財源はどうするのかな?所得税法内でのスライドはできないから、どこかから剥がしてつける、としないと無理。財源は総額いくらでどこから調達するのか、この記事ではわからない。

 26000円と大々的に打ち出しておきながら、先送りせざるを得ないのは、明らかに設計ミスだ。今後も、「税制改正ができませんでした」といって26000円の約束が反故になったり、「財源が確保できませんでした」といって実施できない政策が出てきたりするおそれは多分にある。

 衆院選ではどうアピールするんだろう。昨日までの時点で、「子ども手当26000円配ります」というアピールが浸透して、「もらえるんだったら助かるね」と思っている人が結構いるようだ。でも、扶養控除が無くなることを合わせて知っている人は少ない。私の同僚も控除の廃止は知らず、「それって騙しじゃん」と言ってた。

 今度の半額13000円にします、というのも、衆院選でのアピール合戦で、「子ども手当26000円配ります。でも最初の2年は13000円です。扶養控除を廃止してから26000円にします」というアナウンスはしないだろうな。フレーズとして長すぎるし。

 結局「2012年には26000円にします」というショートフレーズでいくんだろうな。「最初は13000円ですが」というのも加わるかどうか怪しい。控除の廃止には触れることないでしょうね、おそらく。アピールの仕方を注意深く見守りましょう。「26000円詐欺」(前原風)(←しつこい)にならないようにね(笑)。

 最初の二年は所得控除もありとしながら、一人あたり13000円×12ヶ月=15万6000円を配るのだから、その分の財源が気になりますねぇ。

 お得意の「無駄を省く」ってやつかな。省けませんでしたってならないかな・・・。


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by cogno_eb2 | 2009-07-04 00:47 | マニフェスト

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