民主党マニフェスト:高校無料化にもの申す   

民主党の現金給付はなぜ「一律」なのか。

高校の授業料無料化は、確か、生活保護の母子加算廃止を例にあげ、「学校に行きたくても行けない人がいる」から、そこに光をあてるんだと、友愛精神で語っていた記憶があります。

であるなら、そうした子どもたちを対象とした制度にすればいいのでは?なぜ一律12万(私立24万)の現金支給なのか。

民主党って社会民主主義政党でしたっけ?

親がしっかりしていない家庭に現金給付すると、飲み代やらパチンコに使ってしまうのでは?といった不安は、まあそれもありますが、それより、教育格差が広がると思いますが、どうでしょ?

現在、授業料は払えている家庭に現金をあげるとどうなるか。「これで塾に行かせられる!」といって塾代に回る。あるいは、もらったカネを貯めておいて、子どもが地元の国立ではなくて都会の私立大を望んだら願いを叶えてあげられる・・・。足りている家庭に配れば、教育環境のステップアップに回るのは必至でしょう。

授業料を払うのがギリギリの家庭はそのまま授業料へ、足りているところは塾やらなんやら、現状より上を志向する。格差を拡大するとはいいませんが、固定化させることにはつながると思いますね。

なぜ、一律なんでしょう・・・・。

所得制限を設ける、という発想ではなく、政治の手をさしのべるべき世帯に確実に行き渡る政策を考えるべきだと思います。

政権交代のため、共感を得る多くの票が必要だからなんでしょうが、それこそバラマキですよ。かつて定額給付金のときに、カネで票を買うのかなどと批判していた記憶がありますが、同じ事やってますな。
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by cogno_eb2 | 2009-08-05 23:10 | マニフェスト

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