カテゴリ:ニュースコラム( 277 )   

参院選が終わった   

 参院選が終わった。民主党の敗北と、批判票の自民帰り、また批判票の受け皿としてみんなの党が台頭したことが特徴だった。

 民主党の敗北を総括して菅総理は、消費税増税が短絡的に伝わってしまった、との見解を示し、丁寧に説明できていなかったことに対する反対票であって、議論をすること自体は否定されていない、という趣旨の発言をして、辞任を否定した。
 民主党政権になって何が一番変わったか。それは、政治家が、まるで官僚が形式的な論理だてを真顔で披露し、決して非を認めない姿になってしまったことだ。

 現政権の人たちの発言は、過去にさかのぼって、かつてこう言ってたじゃないか!と責めても、あっさりと、弁解もせず、「今」の論理を並べ立てる。

 俗に言う、「ああ言えばこう言う」状態だ。これでは、責め立てる気力も無くなるというもの。正直、選挙終盤の民主党幹部の言説には耳をふさいでしまった。いちいち彼らの非を指摘しても虚しくなるだけだからだ。

 極めて残念なのは、そうした虚しい言説がメディアに乗っかると、多くの有権者はその論理に惹かれていくことだ。

 例えば暫定税率廃止断念、また、子ども手当満額支給断念、いずれの場合も、財源が無いからというような理由を、結構簡単に受け入れてしまっている。財源は事業仕分けで捻出する、という取らぬ狸の皮算用だった約束手形は、結局、6000億程度の捻出が限界で、選挙目当てに半額支給にこだわり、その結果、この手形は落ちなかったのだ。通常なら、銀行取引停止だ。手形が落ちなかったから、約束を修正する。あの約束は無かったことにしてくれ、だなんて、商取引だったらあり得ない。でも、有権者は政府の約束とその履行について、そこまでギッチリ求めていない。無いのなら仕方がない・・・、日本人は非常に寛大なのだろう。

 菅総理は続投を早々に決めたという。財政再建と経済成長をパッケージとしてやり抜くのだそうだ。民意は選挙でしか明確に示せない。明確に示しても、自分たちの論理でねじ曲げて解釈されたのでは、民意を示しても無駄だ。今回の敗北は説明が足りなかったから、ちゃんと説明してやりきるから続投する・・・。

 自民党時代は選挙に負けたら辞任と相場は決まっていた。

 今、巷では、総理大臣がころころ変わる弊害を口にする人が増えているが、本当の脱官僚政治ならそのとおりかもしれないが、総理大臣が国のあるべき姿をビジョンとして語れなくても行政が進んでいくのは、官僚がちゃんと仕事をしているからだ。つまり、脱官僚ができないなら、総理大臣が責任を取って辞める、というシステムは、少なくとも民の反映という意味では重要な意味を持つ。

 しかし、負けたのは説明不足、という言い訳は、民意がどうあろうと俺たち、あるいは俺は権力を手放さない、という宣言と同じだ。

 この国の政治システムは機能不全に陥っている。
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by cogno_eb2 | 2010-07-24 12:36 | ニュースコラム

参院選でも懲りずにマニフェスト選挙ですか   

マニフェスト政治に見事に失敗したのに、参院選でまたマニフェスト選挙をするらしい。昨夏の衆院選のマニフェストは、民主党の自己申告によれば、かなりの成果があがっているらしい。これは、まさに官僚答弁そのものだ。

脱官僚政治といいながら、政治家自身が官僚の詭弁論理を使っていては、全く意味がないではないか。政治家に求められるもの、それは、実質合理性だ。官僚が振りかざすもの、それは形式合理性だ。

もともと、政治は多面的な要素を持っているから、光の当て方によって様々な解釈が成り立つ。その中で、常に自己の正当性を結論にもってきて理論武装する官僚の手法は、まさに形式合理なのだ。

政治家は、自己の正当化のために使える形式的な要素をかき集めて理論武装しないでいただきたい。古い日本政治を打破する、と言い、官僚打破を叫ぶことの本当の意味は、現実問題としてどういう効果をもたらしたのか。成功したのか失敗したのか。公約を実現したのか、引っ込めたのか。

参院選の民主党のマニフェストには、これだけ実績をあげました的な、自己を正当化する数字があがっているらしいが、これこそ官僚的詭弁だ。

できなかったことに頭を下げる。これができなくては、何を聞かされても心には響かない。
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by cogno_eb2 | 2010-06-20 00:28 | ニュースコラム

菅新首相誕生で支持率回復。国民よ賢明になれ   

鳩山首相が小沢幹事長を共連れにして電撃辞任し、菅首相が誕生したわけだが、民主党であっても結局自民党時代の古い手法なんだな、というのが正直な感想。票目当てでタレント議員ばっか擁立するし。

それによって支持率が上がるんだから、有権者の意識も結局古いまんまなんだな、という印象だ。

民主党は、野党時代からマニフェストを掲げて、マニフェスト選挙、マニフェスト政治は「新しい政治」であり「政治の刷新」なんだと言い続けてきた。何度も負けたけれども、昨年夏にようやくマニフェスト選挙によって政権奪取に成功した。

しかし、マニフェスト政治に失敗した。

野党時代は「ガソリン値下げ隊」とやらを結成して、揮発油税などの暫定税率の撤廃運動を大々的に繰り広げながら、政権を取ったら一転して維持。環境税に看板を掛け替えて税金を取り続ける姿勢を明らかにした。

子ども手当も結局のところ満額の26000円支給は無理だという見解に固まりつつある。高速道路の無料化といいながら、実質現行の倍額にするというのは、完全に詐欺である。

普天間問題では、鳩山首相の「5月末決着」は党の公約ではなく首相としての約束とかなんとか言い出して、官僚答弁的な苦し紛れの逃げを打った。

衆院選の国民の負託は、マニフェストで確実に実行しますと宣言した民主党に対してのものだったはずだ。それが実行できず辞任するというのは、本来なら、衆院を解散して、マニフェストの修正をしたうえで、再度国民の審判を仰ぐというのは筋ではないか。

内閣を入れ替えても、過去の約束と異なる約束で、勝手にメンツを変えてそのまま政権を担当し続けるのは、民主党のいうマニフェスト政治の制度設計的には「アリ」なのだろうか。そのあたりの説明を求めたい。

このままでは、単に政権をとるためにマニフェスト詐欺をやり、有権者を騙して票を集め、権力の座についたら、民意とは違う方向で傾きつつ、形式的には筋が通っているとも思えるいわゆる官僚答弁で逃げる、という、どうしようもない状況を作り出しただけ、というなんとも国民を馬鹿にした状況だ。

有権者も賢明にならないとダメだ。鳩山が小沢の首に鈴をつけて辞めたこと、そして、菅新首相が誕生したからといって、なぜ支持率が40%台に戻るんだろうか。

日本初のマニフェスト政治は完全に失敗に終わったのに、この先、何に期待し、何を支持するというのか。

首相の挿げ替えで支持率が戻るというのは、小沢の戦略だ。支持率UPに加担した連中は、完全に小沢の手のひらの上で踊らされている。

国民が賢明になれば、愚かな政治は変えられる。

政治を変えたい奴は、賢明になることだ。
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by cogno_eb2 | 2010-06-13 23:06 | ニュースコラム

北教組事件で小林千代美衆院議員辞職せず   

 こんなことを許していいのだろうか。

 党中央は「出処進退は本人の判断」と表向きは表明しているが、実際のところは、党として「 今辞職なんかするな」という対応に終始していることはミエミエだ。

今辞職すると
①小沢幹事長の責任問題が再燃する
②夏の参院選で、同じく山梨の教員組合のアツい応援を受けている輿石議員の選挙戦に影響が出る
③さらには、連合を筆頭とする労働組合の支援に影響が出る
という三重苦にあえいであるからだ。

 「知らぬ 存ぜぬ 秘書のこと」で議員本人に責任はない、というスタイルが現政権によってデファクト・スタンダードになりつつある。民間会社では知らなかったことへの責任が問われるのに比べて、政界はあまりにも稚拙で無責任だと思わないか。

 選挙事務所の内輪でどんな構造の意思決定がされていようが、つまり、議員に内緒で法に触れる資金集めや違法な選挙活動をやっていようが、自動的に、有無を言わさず、すべて議員の責任として刑事罰を科すようにしなければならない。古い自民党政治を刷新するという看板を掲げた民主政権なら、その改革は至極当然だろう。トカゲのしっぽ切りなんて古き良き昭和の時代は終わったのだと宣言できるじゃないか。

 それができないなら、自民も民主も所詮は一緒。もっと拡大して、政治なんて所詮そんなもの、となって政治不信が増長されることは疑いない。

 有権者の意思が届かない。我々が働いて稼いだなけなしのカネを税金として納め、それをもって生活している政治家が、こんなばかばかしい政治を展開しているなんて。
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by cogno_eb2 | 2010-03-23 23:23 | ニュースコラム

参院選に向けた二つの目くらまし   

 民主党は、政治資金規正法の改正をやると言っているが、どうやら、マニフェストに掲げた「企業・団体献金の禁止」についてのみ本腰を入れているようだ。民主党は参院選に向けて、「予算案の年度内成立=6月に1回目の子ども手当支給」と、政治とカネの批判をかわすため、「企業・団体献金の禁止」にケリをつけたいと考えているようだ。

 いわば、現金を配って「ありがたや」と思わせ、政治資金規正法の改正で自浄能力をアピールするのだ。

 かつて民主が野党だった頃、自公の与党政権に対し、景気対策案をつるしあげて「選挙目当てのバラマキだ」と痛烈に批判したクセに、自分たちも同じことをやろうとしている。しかも、前政権では景気対策の緊急措置という時限的なものだったのに対し、子ども手当など恒久的バラマキを満天下に示しており、前政権の景気対策がバラマキで悪なら、財源という点ではその数倍の悪影響では留まるまい。

 予算案をとおして6月に現金を配れば、支持率が回復すると民主党は信じているようだ。日本国民は現金給付に弱い、と踏んでいるのだろうか。まったくもってバカにされてるような話だ。

 その一方で、政治とカネの目くらましである「企業・団体献金の禁止」の動きについても、注意しておきたいところがある。それは、「企業・団体献金があると、カネをくれた企業・団体と癒着が起こるからやめよう」という論理は一見もっともに見えるが、本質的にはそういう入口の議論ではないのではないか、ということ。

 つまり、どんなカネであれ、それをどのように使ったのか、便宜をはかるような行動をしたのか、という出口の議論を固めておかないと、結局は解決に至らないのだ。

 だって、企業・団体献金が禁止になれば必然的に小口の個人献金があったと帳簿に書かなければ帳尻が合わなくなるが、西松事件では企業に献金額を割り当てて、社員個人に割り振って社員個人が献金したように偽装していた。また、故人献金偽装事件では、個人情報を勝手に使って死んだ人に献金させたあげく「知らぬ 存ぜぬ 秘書のこと」で処理できちゃうのだから、入口をいくら厳しくしてもまったく意味がない。

 自分たちが起こした事件を総括しないで、悪いのは「企業・団体献金だ」といって規制して、「ちゃんとやってる」と喧伝されたのではかなわない。

 「企業・団体献金の禁止」はそれはそれで議論してもらっていい。ただし、それとセットで「秘書や会計責任者の不正は政治家の不正」という、かつて鳩山氏が加藤紘一氏につめよったその厳しい精神をそのまま法律で実現させることが本来の取り組みだ。

 したがってそれをせずにマニフェストに書いてある「企業・団体献金の禁止」だけで胸を張るようなことはよしてもらいたい。有権者も、そんなお茶濁しを許さないでいただきたいものだ。
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by cogno_eb2 | 2010-03-09 22:00 | ニュースコラム

参院選後の望ましい形   

 亡くなった人まで担ぎ出した故人献金偽装、12億円の使途不明金である鳩山家友愛子ども手当、小沢事務所秘書の逮捕、書類を処分して検察をかわしたとされる小沢幹事長の開き直り、北教組違法献金事件、補選やると負けるからと辞職の先延ばし・・・。

 財源が無いのにマニフェストの神聖化による赤字国債の乱発、神聖化したはずのマニフェストの不実施(暫定税率の廃止撤回、年金流用禁止の先送り・・・)、効果が無いのにパフォーマンス重視で事業仕分けの実施、普天間問題の無策、高速道路の大多数路線の実質値上げ、所得税&消費税の増税の動き・・。

 この政権を選択して本当に良かったのだろうか。こんなていたらくでは、参院で単独過半数を与えると、この国はとんでもないことになるのでは。本来なら衆院で少数与党にまで落とさないとかなり危険だが、しばらくは解散はないだろう。せめて参院とのねじれを実現しないと、この人達が思うがままに政治を牛耳ったらホントにヤバイ。

 連立を組んでいる国民新も社民も、結局のところ少数会派で、圧倒的多数の民主から「そんな少数しかないのに対等にしゃべんな」とバカにされて力はない。社民なんて与党のクセに口を開けば「反対反対」で野党と同じ。与党の一員なら自分たちの案を民主に少しくらい呑ませて民主案を修正した与党案を作れよ。

 民主がもう少し数を減らし、自民が割れて中規模の政党が複数でき、案件ごとに是々非々できちんと議論して成立させていくスタイルでないと厳しいのではないか。

 どこの誰が二大政党制と言い出したのか知らないが、中規模政党がたくさんできる中選挙区制のほうが日本には合っているような気がする。
まあ、次の参院選では、昨夏にマニフェスト詐欺にあった有権者が賢明な判断に立ち返ることを期待したい。
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by cogno_eb2 | 2010-03-04 00:02 | ニュースコラム

教員に労働組合は必要なのか?   

 教職員の労働組合が活発なところは、決まって政治的中立を侵犯しているという。国旗・国歌問題、歴史教育における左傾化、教壇上での政党支持発言、さらには家庭訪問という名の戸別訪問(←れっきとした選挙違反)だ。

 正直、その地域に住居を構えたというだけで、選択肢が与えられぬまま子どもをこんな教師のいる学校に通わせたくない。教員が教育者である前に労働者としての権利などを主張するなら、親だって学校の選択権を持たねば平等ではない。

 教育公務員としての地位を守りながら自分たちのやりたい放題を貫きたいなら、それを是認する親の子どものみその学校へ行けばいいじゃないか。義務教育であり公教育が教育の質の維持を保障しないなら、生徒が減って経営が成り立たずに淘汰されるといった市場原理に近い原理を導入するしかないだろう。客にそっぽ向かれたら企業はつぶれるのだ。

 公教育に不満なら私立に行けというのは暴論だ。公教育は税金で成り立っている。私学へ行くということは、公教育にも税金の形で負担をしながら、私経営の経営者にさらに負担をするという二重負担となるわけで、それを、公教育の質の維持をしない怠慢のせいで強いられるのはおかしいだろう。受験戦争へ自ら望んで突入していく親ならいざしらず、「こんなひどい学校に入れられない」から私立へというのは、教育の機会均等に反するというものだ。

 労働組合を認めると必ず政治的中立を侵犯するなら、労働組合を廃止せよ。労働者の権利として認めざるを得ないなら、親に選択権を認めよ。

 ま、本来なら、公教育の質の維持が保障されるシステムが機能していればこんなことにはならないんだけどね。
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by cogno_eb2 | 2010-03-02 22:13 | ニュースコラム

今度は北海道教組から違法献金   


北教組の違法献金事件 民主に動揺広がる

2月16日21時22分配信 産経新聞

 民主党の小林千代美衆院議員(北海道5区)の陣営が北海道教職員組合(北教組)から違法な選挙資金を受け取っていたとされる事件で、民主党に動揺が広がっている。北教組の上部団体の日教組は民主党の有力支持団体の一つであり、輿石東参院議員会長ら教職員組合に全面的な支援を受けてきた議員も多い。鳩山由紀夫首相や小沢一郎民主党幹事長の秘書らを巻き込んだ「政治とカネ」の事件に続き、新たな不祥事が明るみに出たことで、民主党は世論から厳しい批判を浴びることになりそうだ。


 この記事によれば、小林議員は「全く知らない」と答えているようだ。そりゃ、そう答えるさ。首相が親から月1500万もらい続けていても「全く知らない」のだから、たかだか1600万円を教員組合からもらっていても“額からしても知るよしもない”だろう。

 民主党の議員は今後カネの問題が出ても「知らない」を通せばよい。表舞台のボスと裏のボスのように逃げられることを知ったわけだから、問題を真摯に受け止めるような殊勝な議員など出てくるはずがない。政治の刷新どころか、真相は闇の中で追求すらできない異常な事態になってきている。

 小林事務所の会計責任者は、事務所への献金であって議員は知らない、みたいなことを言っているようだが、これってどういう罪になるのかな?政治資金規正法では、労組の献金は政治家個人や後援会に対しては禁止されているから、献金した側の同法違反の罪。小林陣営はまたもや報告書の記載漏れで小沢氏と同様に単なる事務処理のミスと主張することになるのか。

 この党は企業献金を禁止すれば政治の浄化になるとなんとも「友愛」な考えを持っているみたいだが、献金をしてくれる側の要件をいくら整備しても、違反した場合の罰則の適用がしづらいのなら、ザル法もいいところだ。

 問題は、企業献金が悪で個人献金は善であるということではない。企業献金を禁止したところで、故人の名義借りをしてまで個人献金と偽装する輩がいたわけで、その張本人がそんな善悪の基準を示しても説得力は皆無だ。
だから、やはり、規制法に触れたら罰則をすぐさま適用できるようにすることこそ抑止になる。秘書がやろうがどうしようが議員本人の公民権停止。
 こうすれば、秘書任せにして秘書が勝手に4億を動かすなんてことはなくなるだろう。

 衆院選前は公明党の主張に鳩山氏もうなずいていたのに、今ではまったくそれをやるつもりは無いみたいで、自民党も民主追求が先で法案の審議に消極的だ。連座での議員本人の公民権停止は至極全うと思うので、早く実現させてもらいたいものである。
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by cogno_eb2 | 2010-02-19 22:22 | ニュースコラム

結局、民主党は「政治家が秘書と同罪なんてありえね~」ということか。   

 「鳩山首相が過去にこう言った」と調べて責任を追及しても、この人はまったくへこたれないので、この人がどう発言しようとも将来どうなるかなんて保障されない。

 先日、事務所長の脱税・基礎で議員辞職し、再度選挙で勝ってはい上がってきた加藤紘一議員の実にまっとうな委員会質問があったそうだ。


<加藤紘一氏>「秘書がやったことは…」首相に「責任」迫る

2月8日21時30分配信 毎日新聞
 「首相は昔、秘書の行ったことは政治家自身に責任がある、議員バッジを外すべきだと言った。昔と今、どうして違ったんですか」

 8日の衆院予算委員会で質問に立った自民党の加藤紘一元幹事長は鳩山由紀夫首相に対し、偽装献金事件で元秘書が起訴された責任を取って議員を辞職するよう暗に求めた。

 加藤氏は02年に事務所代表だった人物が脱税で逮捕・起訴された際、鳩山氏から「秘書がやったことは政治家の責任」と批判され、議員辞職した経緯がある。

 8日の質問では「個人レベルの話にしてはいけない」と自身の辞職には触れなかったが、首相が「今、置かれた立場で考えた時に、使命を果たすことが責任の取り方の一つだ」と答えると「首相なら2倍も3倍も責任を取らなきゃならんのです」とたたみかけた。【鈴木直】


 「あの時は野党の議員だったが、首相という立場になったら、その立場に応じた考え方をしなきゃいけないから、偽装献金で元秘書が起訴されても、辞めることじゃなくて続けることが責任の取り方だ」と、現在の見解を披露した。

 自分が野党に転落すれば、与党あいてに再び「議員バッジを外すべきだ!」と糾弾するのかな(笑)。それとも、今回首相になって当時見えてなかった世界が見えたから、後に野党に転落しても、時の首相が責任をとって辞めると言ったら「職を続けるべきだ。それが責任の取り方だ」とちゃんと言ってくれるのかな。いや、ありえね~。

 衆院選前に日本記者クラブで公開討論会があったが、この場で、公明党の追求に対し、次のようなやりとりをしている。でも、平野官房長官は「秘書の罪による連座で政治家の公民権停止」は問題があるとして反対の意向だ。マニフェストには書いてなかったから公約違反にはならないからね。逃げ道残しておいて良かったね。


2009年8月17日
日本記者クラブ公開討論会

◆公明党太田代表(当時)
「後をたたない政治と金、政治の信頼を回復することが大事だと思います。信なくば立たず。与野党を越えてこういう問題にきちんと対処することが重要だと考えます。私たちはマニフェストに、秘書が虚偽記載など法律違反をした場合、監督責任のある国会議員を公民権停止、政界退場、これが大事だ。この法改正をしようということを掲げました。そして、自民党との与党の共通マニフェストにもこれがなりました。この法改正には鳩山代表はは賛成か反対か。イエスかノーか、端的にそれだけお答えいただきたいと思います」

◆民主党鳩山代表
「私はまだ必ずしも、その詳細に関して勉強しておりませんが、しかし政治をクリーニンにするということは大変いい話だと思っておりますので、基本的にこの方向に対しては私は前向きに民主党としても対処すべきではないかと考えております」

◆太田代表
「秘書の場合も本人が政界退場という法改正には賛成というのが基本的な方向ですね」

◆鳩山代表
「基本的にはそれでいいんじゃないですか。それをこれから政党で当然のことながら、政調で勉強させていただく必要があろうかと思いますが、前向きに政治とお金の問題に関しては議論することは正しいと思います」



規正法改正、公明案に否定的=平野官房長官

2月9日11時26分配信 時事通信
 平野博文官房長官は9日午前の記者会見で、秘書が政治資金収支報告書に虚偽記載をした場合に議員本人の公民権を停止させる政治資金規正法の改正を公明党が唱えていることについて「(秘書に)意図的にそういうことをされてアウトとなると、非常に難しい問題が起こってくることも想定される」と述べ、否定的な考えを明らかにした。 


 政治家は言葉が軽くてカネに汚い。そうしないと政権交代なんてできなかったんだね。政権交代が実現できる二大政党制って、本当に必要なのかな・・・?

 やるやる詐欺はもうたくさんです。
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by cogno_eb2 | 2010-02-12 22:11 | ニュースコラム

小沢幹事長は不起訴   

 政治資金規正法違反は問えない、ということ。証拠は全部処分しちゃったと言っている人もいたからね~。共謀の証拠は隠滅されちゃったんだろうね~。

 でも、所得税法違反、“天の声談合”の収賄などの、他の容疑はどうなっているんだろ?そっちはゼロではない、ということなら、今後の捜査に期待したいですな。
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by cogno_eb2 | 2010-02-04 19:13 | ニュースコラム