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北教組事件で小林千代美衆院議員辞職せず   

 こんなことを許していいのだろうか。

 党中央は「出処進退は本人の判断」と表向きは表明しているが、実際のところは、党として「 今辞職なんかするな」という対応に終始していることはミエミエだ。

今辞職すると
①小沢幹事長の責任問題が再燃する
②夏の参院選で、同じく山梨の教員組合のアツい応援を受けている輿石議員の選挙戦に影響が出る
③さらには、連合を筆頭とする労働組合の支援に影響が出る
という三重苦にあえいであるからだ。

 「知らぬ 存ぜぬ 秘書のこと」で議員本人に責任はない、というスタイルが現政権によってデファクト・スタンダードになりつつある。民間会社では知らなかったことへの責任が問われるのに比べて、政界はあまりにも稚拙で無責任だと思わないか。

 選挙事務所の内輪でどんな構造の意思決定がされていようが、つまり、議員に内緒で法に触れる資金集めや違法な選挙活動をやっていようが、自動的に、有無を言わさず、すべて議員の責任として刑事罰を科すようにしなければならない。古い自民党政治を刷新するという看板を掲げた民主政権なら、その改革は至極当然だろう。トカゲのしっぽ切りなんて古き良き昭和の時代は終わったのだと宣言できるじゃないか。

 それができないなら、自民も民主も所詮は一緒。もっと拡大して、政治なんて所詮そんなもの、となって政治不信が増長されることは疑いない。

 有権者の意思が届かない。我々が働いて稼いだなけなしのカネを税金として納め、それをもって生活している政治家が、こんなばかばかしい政治を展開しているなんて。
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by cogno_eb2 | 2010-03-23 23:23 | ニュースコラム

結局子ども手当はこうなった   

 子ども手当法が成立するらしい。

 今年度は月額13000円支給で、マニフェストの半額。子ども手当を受給している間は、所得税でも住民税でも扶養控除を廃止。

 配偶者控除は議論先送りだが、2012年度から廃止となることを想定する必要有り。
 
 これらの条件で計算表を作成した。

 kodomo_ver5(xls)

 年収別に年いくら増える、なんていう計算は意味がない。問題は、この制度が改変無く続いた場合、60歳で定年を迎えると仮定して、生涯でもらえる手当の総額と、扶養控除及び配偶者控除の廃止による増税の差額はいったいどうなるか、という点だ。

 たしかに、子ども手当が支給される間は収入増かもしれないが、その後所得税も住民税も子どもの扶養控除が廃止され、さらに配偶者控除もなくなった場合、増税分と手当分を上回れば、つまり赤字になれば、前の制度のほうがよかったのに、ということになってしまうのだ。

 手当をもらっても将来の増税がどのくらい響くのか、あまり語られない切り口だが、これが重要なのだ。手当をもらっている間の年収の増減だけでは、この制度の善し悪しはわからない。

 ということで我が家の場合を試算してみた。

 初年度である2010年12月までの収支は、児童手当が1万ずつだったのが13000円ずつになるので、3000円×2人×9ヶ月分でわずか54000円のプラス。今年引かれる税金は前年度分だから考慮にいれず、純粋にプラスだ。

 来年1月から満額の26000円になると仮定し、所得税の増税が始まり、旧制度でもらえることとなっていた児童手当分を差し引くと、2011年は292000円のプラス。
 
 2012年から住民税の扶養控除廃止に係る増税と、所得税の配偶者控除の廃止がスタートすると、プラス幅は一気に17万円と下がってしまう。これ以降計9年間17万円台のプラスが続くが、その後に赤字がやってくるので、2020年からの3年間はプラス分をすべて貯金に回さないといけない。

 一番恐れるのは、再び政権が変わって、子ども手当制度廃止&各種控除が復活しない、というダブル所得減だ。

 子ども手当は財政難で廃止又は縮小、これとは別の税制論議で配偶者控除を復活させようなどとという話はフェミニストが許さないだろうから、配偶者控除の廃止損。

 なんだかありうる話だな・・・。
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by cogno_eb2 | 2010-03-20 08:38 | マニフェスト

民主党の公約違反   

生活に密接している分野だけでも、公約違反はこれだけある。

「野党の間は財政の詳細の情報がなかった」と弁明するなら、二大政党制によるマニフェスト選挙など夢・幻であって、有権者はブームに乗せられたといえる。


★ムダを削減し2010年度に必要な7.1兆円を確保
→事業仕分けで6300億円の確保
→埋蔵金(基金)の返還で2億4000億円の捻出
→財源不足は約4.1兆円
→財源が無いのでマニフェスト修正の可能性
→公約違反

★ガソリン税の暫定税率廃止
→税率を維持
→公約違反

★高速道路無料化
→一部路線に限定
→その他多くの路線は新料金体系により実質値上げ
→公約違反

★年金保険料の流用禁止
→初年度の実施見送り
→四年間で実施するとの答弁
→公約には4年の間にとは記載されていない
→公約違反の疑い

★4年間で年金記録と紙台帳全件照合
→財政難による予算圧縮で、5億4千万件のうち初年度は1億件ほど。
→2011年度以降も予算がつかなければ4年間の照合完了は難しい見通し
→公約違反となる疑い

★法人税率の引き下げ
→2010年度は実施せず。議論を先送った。

★控除から手当へ
→各種控除は高所得者に有利であるとの判断から、扶養控除を廃止して子ども手当を配るとしたが、、扶養控除を廃止しても子ども手当支給が半額なら効果無し。
→これに配偶者控除が実施されると増税が増す。
→あまり議論されてこなかったマイナス面が明らかに。
→マニフェストに説明がなかった、プラス面だけ説明していた、という点からすると、マニフェスト違反というか「詐欺」。

「鳩山政権半年、職ない・保育所足りない・期待なし」3月16日8時55分配信 読売新聞から抜粋

○「昨年9月頃から会社の業績が悪化していると感じていたが、ついに失職してしまった」。この男性(37)は病気療養中の妻を抱えて医療費もかさみ、焦りばかりが募ると打ち明け、「『国民の生活を守る』と言うから少しは希望を持っていたが、今は何も期待していません」とあきらめ顔で話した。

○政権交代後もトラック運転手の夫(36)の仕事は減っている。認可保育所に入れた長女(4)に比べ、どんぐり保育室に通う長男の保育料は月2万~3万円高く、区の補助を受けても2人で約5万円に上る。「子ども手当も今の財政では来年の満額支給(月2万6000円)はムリ。暮らしが変わったという実感もなく、代わりに政治とカネの問題が出てきて、がっかり」とため息をついた。
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by cogno_eb2 | 2010-03-20 08:37 | マニフェスト

参院選に向けた二つの目くらまし   

 民主党は、政治資金規正法の改正をやると言っているが、どうやら、マニフェストに掲げた「企業・団体献金の禁止」についてのみ本腰を入れているようだ。民主党は参院選に向けて、「予算案の年度内成立=6月に1回目の子ども手当支給」と、政治とカネの批判をかわすため、「企業・団体献金の禁止」にケリをつけたいと考えているようだ。

 いわば、現金を配って「ありがたや」と思わせ、政治資金規正法の改正で自浄能力をアピールするのだ。

 かつて民主が野党だった頃、自公の与党政権に対し、景気対策案をつるしあげて「選挙目当てのバラマキだ」と痛烈に批判したクセに、自分たちも同じことをやろうとしている。しかも、前政権では景気対策の緊急措置という時限的なものだったのに対し、子ども手当など恒久的バラマキを満天下に示しており、前政権の景気対策がバラマキで悪なら、財源という点ではその数倍の悪影響では留まるまい。

 予算案をとおして6月に現金を配れば、支持率が回復すると民主党は信じているようだ。日本国民は現金給付に弱い、と踏んでいるのだろうか。まったくもってバカにされてるような話だ。

 その一方で、政治とカネの目くらましである「企業・団体献金の禁止」の動きについても、注意しておきたいところがある。それは、「企業・団体献金があると、カネをくれた企業・団体と癒着が起こるからやめよう」という論理は一見もっともに見えるが、本質的にはそういう入口の議論ではないのではないか、ということ。

 つまり、どんなカネであれ、それをどのように使ったのか、便宜をはかるような行動をしたのか、という出口の議論を固めておかないと、結局は解決に至らないのだ。

 だって、企業・団体献金が禁止になれば必然的に小口の個人献金があったと帳簿に書かなければ帳尻が合わなくなるが、西松事件では企業に献金額を割り当てて、社員個人に割り振って社員個人が献金したように偽装していた。また、故人献金偽装事件では、個人情報を勝手に使って死んだ人に献金させたあげく「知らぬ 存ぜぬ 秘書のこと」で処理できちゃうのだから、入口をいくら厳しくしてもまったく意味がない。

 自分たちが起こした事件を総括しないで、悪いのは「企業・団体献金だ」といって規制して、「ちゃんとやってる」と喧伝されたのではかなわない。

 「企業・団体献金の禁止」はそれはそれで議論してもらっていい。ただし、それとセットで「秘書や会計責任者の不正は政治家の不正」という、かつて鳩山氏が加藤紘一氏につめよったその厳しい精神をそのまま法律で実現させることが本来の取り組みだ。

 したがってそれをせずにマニフェストに書いてある「企業・団体献金の禁止」だけで胸を張るようなことはよしてもらいたい。有権者も、そんなお茶濁しを許さないでいただきたいものだ。
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by cogno_eb2 | 2010-03-09 22:00 | ニュースコラム

民主党の参院選第一次公認候補   

 民主党の参院選第一次公認候補が発表された。選挙区47名、選挙区の推薦2名、比例区40名である。

 発表された文書には、現職は「参議院議員」としか記載されておらず、肩書きがわかるのは新人のみだが、参議院議員の肩書きも調べてみた。

選挙区名簿

比例区名簿

その結果、選挙区と比例区の候補者の立てわけに特徴が見られた。

 まず、年齢構成。
◆選挙区
30代  9人(18.8%)
40代 15人(31.3%)
50代 14人(29.2%)
60代  8人(16.7%)
70代  2人(18.8%)

◆比例区
30代  1人(2.5%)
40代  7人(17.5%)
50代 15人(37.5%)
60代 13人(32.5%)
70代  3人(7.5%)
80代  1人(2.5%)

 選挙区は30代の若手を9人擁し、主力は40~50代。比例区は30代はわずかに1人で、主力は50代~60代。民主党の「若さ」というイメージに惹かれる人は、比例区で投票するのはいかがかと・・。

 そして、立候補する直前の職業別での特徴は、グラフを見てもらえればわかるが、選挙区では、銀行、会社役員などの民間出身が10人と最も多いが、地方局のアナウンサーなど知名度を売りとするいわゆる「タレント」タイプも6人と多い。弁護士などの法曹関係者も7人いて、バランスよく見える。一つ気になるのが医療関係者の数だ。医師会が自民党から民主党に鞍替えしたとニュースで読んだが、6名を擁立しているのはその影響なのだろうか。

 比例区では特徴は歴然だ(グラフ)。タレントは5人と相変わらず多く、今回は体操の池谷、女優の岡崎友紀らが名を連ねている。未だに芸能人を広告塔とする手法なのかと古さを感じる。

 横峰パパが鼻つまみモノで早く辞めてくれと仲間内からもたいそう評判が悪いらしいが、実際に女優が政界で一人前の政治家になるまでに何年かかるのかしらないが、それまで使えないことを承知で、有権者が知名度のみで投票すると皮算用をはじいているなら、我々もバカにされたものだ。

 それから、なんといっても労組の組織代表の多さだ。選挙区は4人に抑えていたものの、比例区では40人中11人(27.5%)に及ぶ。北教組の違法献金の問題が持ち上がり、労組とべったりの体質が問題となり始めたというのに、労組の組織代表を比例名簿に潜り込ませ、それをタレントで覆い隠そうとする姑息さは、政治手法が依然として前時代のままだということだ。

 そして、比例区には法曹界と学者がまったくいないのも特徴だ。

 また、驚くべき特徴だが、宗教団体の組織票をあてに候補者入りした者がいることだ。

新)村田 直治(66) 曹洞宗天聖寺・永瑞院・地蔵院住職
新)亀原 了円(54) 浄土真宗本願寺派西養寺第16代住職
現)白 眞勲(51)  元朝鮮日報記者。前回立正佼成会の支援で当選。

 出家した住職というのが政治活動やっていいのかな・・・?まあ、幸福の科学の教祖が幸福実現党の党首に就けるくらいだから、大丈夫なのかな。

 ということで、労組と宗教の候補者をあわせると40名中14名で、実に35%。これを目くらます役割のタレント5人をあわせると19名で、実に半数近くがキワモノ候補たちだ。これにプロレスラーの前田氏が第二次で入ってくるとも言われているから、比例で民主に入れる人は、よっぽどキワモノに寛容な御仁ということだ。

 こんなキワモノ候補が当選した暁には、いったいどんな未来が待っているのだろうかと想像するとさむ~くて仕方がない。
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by cogno_eb2 | 2010-03-04 23:18 | マニフェスト

ナンバープレートカバーでパトカーに止められた   

 先日、夜中に町田方面を車で走っていた。信号で止まったところ、窓をコンコンと叩く音が。警官だった。

「ナンバープレートカバーがついているので・・」
「あ、すみません。」
「いやいや、違反じゃないんです。違反じゃないんです。ただ、ナンバーが見えにくいので不審車の確認ということで、協力してもらえませんか。一応中を調べたいのですが」
「どうぞ、どうぞ。」

ということで、私の車の中の捜索が始まった。やましいことは全くないので、ノープロブレムだったが、気分のいいものではない。

「免許証を拝見します」
「どうぞ」

 そして無線で免許証の番号と私の名前を「照会」していた。「照会」については何のためなのか説明はなかったが、説明を求めればよかったなぁ。

 結局、何かヤバイものが入っているわけでもなく、無事に解放されたわけだが、皆さん、ナンバープレートカバーを付けていると止められますよ。秋の法改正で違反となり切符切られますから注意。(赤外線を反射させるヤツは現在でも違反です)
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by cogno_eb2 | 2010-03-04 00:02 | 雑記(日記?)

参院選後の望ましい形   

 亡くなった人まで担ぎ出した故人献金偽装、12億円の使途不明金である鳩山家友愛子ども手当、小沢事務所秘書の逮捕、書類を処分して検察をかわしたとされる小沢幹事長の開き直り、北教組違法献金事件、補選やると負けるからと辞職の先延ばし・・・。

 財源が無いのにマニフェストの神聖化による赤字国債の乱発、神聖化したはずのマニフェストの不実施(暫定税率の廃止撤回、年金流用禁止の先送り・・・)、効果が無いのにパフォーマンス重視で事業仕分けの実施、普天間問題の無策、高速道路の大多数路線の実質値上げ、所得税&消費税の増税の動き・・。

 この政権を選択して本当に良かったのだろうか。こんなていたらくでは、参院で単独過半数を与えると、この国はとんでもないことになるのでは。本来なら衆院で少数与党にまで落とさないとかなり危険だが、しばらくは解散はないだろう。せめて参院とのねじれを実現しないと、この人達が思うがままに政治を牛耳ったらホントにヤバイ。

 連立を組んでいる国民新も社民も、結局のところ少数会派で、圧倒的多数の民主から「そんな少数しかないのに対等にしゃべんな」とバカにされて力はない。社民なんて与党のクセに口を開けば「反対反対」で野党と同じ。与党の一員なら自分たちの案を民主に少しくらい呑ませて民主案を修正した与党案を作れよ。

 民主がもう少し数を減らし、自民が割れて中規模の政党が複数でき、案件ごとに是々非々できちんと議論して成立させていくスタイルでないと厳しいのではないか。

 どこの誰が二大政党制と言い出したのか知らないが、中規模政党がたくさんできる中選挙区制のほうが日本には合っているような気がする。
まあ、次の参院選では、昨夏にマニフェスト詐欺にあった有権者が賢明な判断に立ち返ることを期待したい。
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by cogno_eb2 | 2010-03-04 00:02 | ニュースコラム

教員に労働組合は必要なのか?   

 教職員の労働組合が活発なところは、決まって政治的中立を侵犯しているという。国旗・国歌問題、歴史教育における左傾化、教壇上での政党支持発言、さらには家庭訪問という名の戸別訪問(←れっきとした選挙違反)だ。

 正直、その地域に住居を構えたというだけで、選択肢が与えられぬまま子どもをこんな教師のいる学校に通わせたくない。教員が教育者である前に労働者としての権利などを主張するなら、親だって学校の選択権を持たねば平等ではない。

 教育公務員としての地位を守りながら自分たちのやりたい放題を貫きたいなら、それを是認する親の子どものみその学校へ行けばいいじゃないか。義務教育であり公教育が教育の質の維持を保障しないなら、生徒が減って経営が成り立たずに淘汰されるといった市場原理に近い原理を導入するしかないだろう。客にそっぽ向かれたら企業はつぶれるのだ。

 公教育に不満なら私立に行けというのは暴論だ。公教育は税金で成り立っている。私学へ行くということは、公教育にも税金の形で負担をしながら、私経営の経営者にさらに負担をするという二重負担となるわけで、それを、公教育の質の維持をしない怠慢のせいで強いられるのはおかしいだろう。受験戦争へ自ら望んで突入していく親ならいざしらず、「こんなひどい学校に入れられない」から私立へというのは、教育の機会均等に反するというものだ。

 労働組合を認めると必ず政治的中立を侵犯するなら、労働組合を廃止せよ。労働者の権利として認めざるを得ないなら、親に選択権を認めよ。

 ま、本来なら、公教育の質の維持が保障されるシステムが機能していればこんなことにはならないんだけどね。
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by cogno_eb2 | 2010-03-02 22:13 | ニュースコラム