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卒原発?子育て支援で31万円支給?ムダ削減で財源捻出?聞いてあきれる   

滋賀県知事は国政政党党首として全国を駆け回っているそうな。

滋賀県政は知事がいなくてさぞ困惑だろう。それでも副知事を筆頭に意思決定が粛々と行われるなら、そもそも、高い給料を支給して県知事なんていう職はいらないと思われても仕方がないだろう。

その滋賀県知事が打ち出す卒原発。

もう、ワンフレーズ・ポリティクスはやめようよ。卒業か脱却かの違いなんてどうだっていい。要は、止めるのか、止めないのか。いつ止めるのか。止めた場合の代替エネルギーと原発債務をどう処理するのか。

そのロードマップを示してから言え!

政権とったらすぐ原発を止めるというのが滋賀県知事の立場らしい。止めた瞬間から寒冷地で節電が始まるのか。「夏のエアコンを乗り切れたのだから冬の暖房も節電で乗り切れる」なんて短絡的に思ってない?

万一厳しくなったときは輪番停電でもするつもりですか?

輪番停電を経験していない滋賀県知事が軽々に言うな!

民主が挫折した26000円の子ども手当。公約なのに一度たりとも手にすることができなかった幻の26000円。ムダ削減で年間31万円の現金支給をするそうな。

民主が財源捻出できなかった理由はそのやり方にあるんだって。彼女ならトップダウンでそれができるんだって。

んなわけないだろ<怒> できる保障を示すことと、公約果たせなかったら全員議員辞職するくらいの宣言してから言ってください。

国民は寝言は聞き飽きてマス。

民主の失政のあとになんでこういう主張をする勢力が再び登場するんだろう・・・?

まったく理解不能だ。こういう主張をしても国民には響かないということを、投票行動で示すしかないでしょ。でも入れる人いるんだろうな。「卒原発」とかいうワンフレーズのみで。

ちゃんと考えようよ。今回は。

# by cogno_eb2 | 2012-12-08 00:31 | ニュースコラム

重複立候補に異議あり!   

衆院選が公示された。ネット上に比例名簿があったので覗いてみたが、重複立候補が多いことに改めて驚いた。

そもそも、小選挙区制を導入した目的は、55年体制の反省から、政権交代ができる二大政党制とすること、だったはずだ。

つまり、失政をすれば落選し、結果として所属する政党が過半数を失い下野する。有権者の政権への審判が狭い選挙区の中で個別の候補者への投票という形で下されるのだ。

それなのに、「負け方が惜しかったから最も惜しかった人間を当選とする」比例重複の制度はおかしい。一度「あんたはダメだ」と選挙区で審判を下されたのに、ダメな人間が国政へ送られる。

選挙制度改革で比例の議席数を削減するというが、まずは比例重複の制度をやめることが先だ。どうしても次点に泣いた人物を救いたいのなら、中選挙区に戻せばいいだろう。

政治家の集合離散が日本らしさなのなら、この際案件ごとの部分連合と割り切って、中選挙区で小政党を認める方向へ舵をきったらどうか。小選挙区は、無理矢理に二大政党へ収斂させようとする制度だった。だから主義も主張も政策も価値観も違う連中が「政権交代」の一点のみで野合して、政権を失うと感じるや、見るも無惨に散っていったのだ。

民主党という実験は見事に失敗した。責任ある大野党として生きる自覚もない連中を見ると、二大政党制なんて無理無理。制度を変えよう。

# by cogno_eb2 | 2012-12-04 22:34 | ニュースコラム

日本維新の会が公約発表   

「やっちゃいましたね」というのが正直な感想。

維新八策ですら曖昧だったのに、公約では約束事が後退してからの曖昧さ炸裂!で、「主義主張が違う者が組むとこうなる」の典型を満天下に示した形だ。

ここであえて指摘するまでもなく、3年前の「政権交代」という一点のみで意思無き兵隊(=小沢ガールズなど)を大量生産した民主党とまったく同じ構図ではないか。

公約でこのとおり曖昧に後退するのだから、国政の重要課題でまとまれるワケがない。やれ「俺はそう解釈していない」だのといった党内抗争、曖昧にしておいての不実施に「公約に反しているとは考えていない」だの言い訳の連発、というのが目に見えている。

橋下氏個人の志は高く評価する向きも無いではないが、新維新はもはや民主党ver2になりかねない。先例があるわけだから、そうならないと主張するなら具体的にそうならない根拠を示してもらわなければもはや有権者は動くまい。

PS
維新はよしもとのお笑いコンビの片方や30歳の元グラビアアイドルを公認した。ここでも有権者の期待を裏切る行動に出ている。非常に残念である。

# by cogno_eb2 | 2012-11-29 22:25 | ニュースコラム

衆院選での国民の選択はどうすべきか?(2)   

次なるキーワードは「決められる政治」。二大政党制の夢は露と消えた今、この国はしばらく政策ごとの部分連合で国民の多様な価値観を反映して行かざるを得ない現状からすると、ビジョンを示せず反対しか能がない共産党と社会民主党は即刻退場。郵政しかビジョンを持たない国民新党も退場。

結党後いったい何ができたのか不明の新党日本と新党改革、一地域の権益に偏る新党大地も不要。

反TPP党は、たったその一点だけ訴えていて政党として認めて良いわけがなく、退場。減税日本やみどりの風も同じような観点から不要。これで9つの小政党が選択肢から外れた。

現状で14だか15だかの政党があるそうだが(まだ増えるかもしれないが)、民主、生活、生き残りをかけて結成された小政党が選択肢から外れ、結局、自民、公明、みんな、維新が選択肢として残るのがいいセンか。

政策は当選するためのきれい事、というのが失われた3年間の負の遺産。できないことを高らかにうたいあげて頭も下げず失政をゼロ精算にもしないのが政治だとしたら、政策を丹念に比較しようとする力も涌いてこないのが現状だ。

残った選択肢の中で、維新については、塾生の新人候補が「ずぶの素人」であれば論外。「29歳会社員」なんていうのがいたら、社会経験も少なく官僚になめられるだけの頭数チルドレンでしかない。

弁護士や検事といった法曹有資格者、博士号やMBAを取得した等の専門的知見を有する者、元官僚で大きなプロジェクトの実績を持つ者、といった「能力」や「実績」をしっかりと見定める必要があるだろう。

よって維新はまずは人物評価が先で、政策的に実現不可能と思われるものがあるなら、民主の二の舞のリスクを勘案して今回は「様子見」が妥当なセンではないか。石原新党との合流の際に譲歩や妥協があったようなので、正直、今回で政権を任せるというのは時期尚早。上で書いた有能な人物がいればその人物を「試しに」国政に送り込んでみてもいいかもしれない。旧維新結党時の5人は正直首をかしげるが。

(続く)

# by cogno_eb2 | 2012-11-26 21:01 | ニュースコラム

衆院選での国民の選択はどうすべきか?(1)   

私個人の勝手な見解をつらつら書きます。

まず、失われた3年間の張本人である民主党には政治の舞台から退場させるべきであろう。今さら期待値で投票する馬●者はいないと信じたい。

また、今回は小政党が乱立する異例の展開となっている。12月4日の公示に向けて、小沢氏の「生活」が反原発・反TPPで他の小政党の吸収を図っているらしいが、しばらくは「生き残り」のみに執着を持つ集合離散が続くだろう。

いくら正しそうなことを主張しても、所詮は「自分たちが生き残るため」の工作である魂胆が透けて見えてしまっては、白々しいこと極まりなく、次を託す相手ではないことは明々白々だ。個人的には、こうした弱小政党は今回淘汰されるべきだと考える。

まず、政権与党にいればその中でできることは多く存在したはずなのに、負け戦と踏んで泥舟から飛び出していった勝手な連中は落選させることで猛反省を促すことが必要だ。こういう人物は特殊な価値観を持っているから、落選させなければ気がつかないだろう。落選させてその人物を育ててあげるのも有権者の役割だ。

民主党が失われた3年間を創ってくれたおかげで、今回の選挙は「脱素人」がキーワードになることは明白だ。素人を送り込んでは二の舞だ。素人は官僚を使いこなせないことを天下に示した後に素人に投票などできるはずがない。

その意味で言えば、タレントやキャスターといった知名度優先で候補者を擁立する昔ながらの戦術に打って出ようとする首脳陣がいる政党には、まったくもって期待できず、埼玉・新座のタレント市議を擁立しようと検討している「生活」は、やはり論外となる。

(続く)

# by cogno_eb2 | 2012-11-26 21:00 | ニュースコラム